福井 学の低温研便り

北海道大学 低温科学研究所 微生物生態学分野
大学院:環境科学院 生物圏科学専攻 分子生物学コース

青少年シンポジウム開催

2005-10-30 20:26:00 | 学会
10月30日(日)九州大学にて、青少年シンポジウム「小さな小さな力持ちー微生物は正義の味方」(日本微生物生態学会教育研究部会主催)を開催いたしました。
200501
参加者60名余で、小学生、中学生、そして就学前のお子さんにも参加していただきました。講演の後、会場のラウンジで光る微生物のコロニーの観察や池の水に住んでいる微生物の顕微鏡観察も行いました。参加者の中から、未来の微生物生態学者が誕生するかもしれません。

11月末をもちまして、教育研究部会長を交代させていただきます。新部会長は近藤竜二さん(福井県立大学)で、今後のご活躍が期待されます!


研究集会開催

2005-10-28 12:11:00 | 研究
11月28日低温科学研究所交流ラウンジにて「雪氷の生態学」が開催されました。
0510
国立遺伝学研究所からも、阿部貴志氏、田中尚人氏の発表があり、活発な討議が行われました。
「メタゲノム解析と情報学的手法を駆使したアカシボの微生物相の解明」

来年度も当研究グループで研究集会を開催する予定です。その詳細は、おってお知らせいたします。


低温研研究集会開催案内

2005-10-23 00:57:13 | 研究
研究集会「雪氷の生態学?アカシボ,アカユキの成因と生物群集」を開催いたします。ご興味ある方はご参加ください。

           記 
日程:10月28日(金)10:00~16:00
場所:北海道大学低温科学研究所

プログラム
10月28日(金)
10:00 -10:10 集会にあたって
福原 晴夫(新潟大学教育人間科学部)
10:10-11:10 氷河上の雪氷藻類とその雪氷融解の促進効果
竹内 望 (総合地球環境学研究所)
11:10-11:40 尾瀬におけるアカシボの分布と発生メカニズム
野原 精一(国立環境研究所)
12:00-13:00 昼食
13:00-13:25 アカシボの化学成分
落合 正宏 (徳島文理大学工学部)
13:25-13:50 アカシボの藻類
林 卓志*(ヤマハ発動機)・ 山本 鎔子 (元明治大学)
13:50-14:15 アカシボ構成微生物への分子生態学的アプローチ
小島 久弥*・福井 学(北海道大学低温科学研究所)
14:15-14:40 アカシボにおける無脊椎動物の分布
福原 晴夫(新潟大学教育人間科学部)
14:40-15:05 アカシボの貧毛類の特徴
大高 明史 (弘前大学教育学部)
15:05-15:30 尾瀬ヶ原におけるアカシボと池溏のソコミジンコの比較 
菊地 義昭 (茨城大学広域水圏科学教育研究センタ-)
15:30-16:00 総合討論



南極観測物資倉庫搬入

2005-10-22 16:34:27 | 南極
10月17日、南極沿岸観測で使用する観測物資を国立極地研究所から大井埠頭日通食品倉庫センターへ搬入しました。倉庫搬入の前に、パッケージ一つ一つ、計量を行い、記載のチェック、そして最終的な記録を行います。これらの物資は、船倉と観測室へそれぞれ分類して、保管されます。船倉へ搬入された物資は現地到着まで一切手を触れることが出来ません。

次週から、順次倉庫で保管された物資を砕氷艦しらせへ搬入されることになります。

bussikeiryo