福井 学の低温研便り

北海道大学 低温科学研究所 微生物生態学分野
大学院:環境科学院 生物圏科学専攻 分子生物学コース

2021年を振り返って

2021-12-31 22:22:50 | 日記・エッセイ・コラム
2021年が暮れ、2022年が明けようとしています。2021年は新型コロナウィルス感染症対応に終始した一年でした。講義や研究室ゼミはほぼオンラインで行われ、研究室での研究活動は制限を受けました。感染防止対策を施しながら、何とか研究を進め、野外調査においても実りある都になったのではないかと思っております。

来年は研究に集中できる年になることを願っております。

皆様、良い年をお迎えください。

【主な出来事】
<1月>
・緊急事態宣言

<2月>
・修士論文発表会
・春採湖調査

<3月>
・春採湖調査
・修了式(当研究室所属3名大学院生の修士修了)

<4月>
・入学式(修士課程2名、博士課程1名)

<5月>

<6月>
・豊羽鉱山調査

<7月>
・1回目職域接種(モデルナワクチン)
・中谷宇吉郎 雪の科学館との包括連携協定締結

<8月>
・東京オリンピック・マラソン
・大学院入試
・2回目職域接種(モデルナワクチン)

<9月>
・尾瀬調査
・みずがき湖調査

<10月>
・尾瀬調査
・厚岸湖調査
・佐潟調査
・読売新聞社との連携事業「サイエンスレクチャー」開催
・山口大学中高温微生物研究センターとの包括連携協定締結

<11月>
・日本微生物生態学会新潟大会(完全オンライン開催)
・愛媛大学沿岸環境科学研究センターとの包括連携協定締結
・低温科学研究所創立80周年記念式典・国際シンポジウム

<12月>
・研究集会「雪氷の生態学」開催
・修士論文中間発表会





トガリネズミ展

2021-12-09 09:12:28 | 日記・エッセイ・コラム
今年も北海道大学総合博物館にて「トガリネズミ展」が開催されています。低温科学研究所の後援で、12月12日まで。





トウキョウトガリネズミは全長約70ミリメートル、体重約2グラムと世界最小級の哺乳類とのことです。ホッキョクグマとのサイズ比較も。





総合博物館内の北極域研究センター展示室で「トガリネズミ展」が開催されているのですが、ついでに北極関連の展示も楽しめます。低温科学研究所技術部が製作した「自動開閉チャンバー」も展示されており、土壌での微生物呼吸などの測定に活用されています。