コンプライアンスがしっかりした会社の製品を選んでください☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

今日、８月２３日（木）は、二十四節気のひとつ「処暑」です。

「処暑」は、そろそろ暑さが収まってくる頃という意味です。

しかし、山形県酒田市は昨晩も熱帯夜で、厳しい残暑が続いています。

７月末から８月初にかけて北海道で発生したＯ－１５７の食中毒事件は、感染源が「白菜きりづけ」と特定されたことで、漬物業界を震撼させています。

札幌保健所の発表によると、原材料の殺菌不足が原因の可能性が大きいということです。

浅漬での食中毒は、洗浄と殺菌がしっかり行われ、製品の温度管理等がしっかりとしていれば、決して起こることはありません。

今回の場合は、通常の日の倍の製品を加工したことで、次亜塩素酸ナトリウムの希釈液の濃度が下がり、殺菌効果が著しく低下したことが原因と考えられていますが、常識からいって、1つのラインしか持たない工場で、通常の倍の漬物を作るというのは無理な話です。

今回事件を起こした会社は、漬物業界の全国組織である全日本漬物協同組合連合会には所属していない事業所です。

浅漬は、非常に価格競争が激しく、今回事件を起こしたようなアウトサイダーの会社が多く存在します。

浅漬を購入する際は、全日本漬物協同組合連合会に所属しているコンプライアンスがしっかりした会社の製品を選んでください。



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