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夏野菜の今後の課題☆

2011年09月17日 07時53分14秒 | 山形の食文化
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

山形県酒田市は、9月16日(金)も15日(木)に引き続き、とても蒸し暑い晴れの天気でした。

山形県酒田市は、9月に入ってから、9月6日(火)・7日(水)を除いて昨日まで真夏日が続いています。

週明けには暑さも落ち着くとのことですが、はたしてどうなるでしょうか。

干ばつとゲリラ豪雨の影響が深刻で、山形県内の夏野菜の状況は、漬物の梨屋 齋藤真が想像していたよりも悪かったようです。

高値が続いている胡瓜は、不作の上に病気が発生し、かなりの量が廃棄処分されたそうです。


A品の胡瓜は例年の3~4倍の値が付いています



また、「だだちゃまめ」に代表される枝豆も、最盛期の直前に大雨に見舞われ水没した畑が多く、収量は落ち、収穫ができたものでも味が例年よりも落ちるという結果になりました。

山形県庄内地方の特産在来野菜「民田茄子」も例外ではなく、漬物の梨屋には現在も入荷はして来ておりますが、大雨の影響で収量が例年の半分以下という状況です。


特産在来野菜の民田茄子も収量が大幅に落ちています



中でもゲリラ豪雨での被害は大きく、トマトが全滅したという農家や、長ネギにも影響があったとのことです。

山形県では、このような状態の夏が4~5年続いております。

ある青果市場の方は、「この気象が当たり前と考え、作物の品種改良に取り組まないといけない。」と話していました。

今後に向けての夏野菜の課題は、いっぱいあります。



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