デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

サーカス学ゼミ

2018-05-25 14:13:53 | デラシネ日誌
冨岡駅の巣をとっぱらってしまってから冨岡駅付近でつばめを見ることがなくなった。ベイサイドからのジョギングの帰りに、16号線を渡ったところで今年初めて冨岡でつばめを見た。
早稲田の図書館で図書カートの更新、というか今年からもらうようになった教職員カードがそのまま図書カートになったみたい。借りたかった本を2冊かりて、サーカス学ゼミがある王子のくしゃまんべには都電で行くことに。何年ぶりに乗るんだろう。170円という安さと混みぐあいにびっくり。今日から参加することになった桑野さんと南北線王寺駅で待ち合わせ。桑野さんと一緒にくしゃまんべへ。
今日のテーマは、プログラムに出てくるジャグリングという言葉と説明の変遷をたどる竹内君の報告。転換点がしっかりたどれたのはとても良かったのでは。いい報告だった。このあとは桑野さんからいま訳しているサーカスの本に出てくる用語についてにみんなで意見を出し合う。こういうことはサーカスのことに興味ある人間が集まってがやがや言うのが一番いいかもしれない。だいぶ疑問点は明らかになったのではないかと思う。最後は自分がコメディアーダのサワリにいつて報告。三雲君のよっぱらいの映像(自分が撮影)を見てもらう。やはり熱演だし、素晴らしい演技だったとあらためて思う。23時過ぎに帰宅。


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松林図屏風

2018-05-25 12:54:28 | 買った本・読んだ本
書名 「松林図屏風」
著者 荻耿介  出版社 日本経済新聞社  出版年 2008

タイトルに惹かれて読んだ。この絵、正月に特別展示されるというので見に行ったら、3月からやる「日本の名作」展で展示されるというので、見れず、これを見ようと思っていたら5月6日で展示が終わっていたということで見れず。それで凹んでいたときにこの本のことを知って読むことになった。長谷川等伯とその家族、そして彼の近くにいたその時代の権力者たちとの絡みを軸に、なかなか読みごたえのある歴史小説になっていた。終わりのころ病をおして桜をテーマにした屏風絵を描く息子の久蔵の姿が、智積院でみた桜の絵と重なり合い、涙がでてしまった。あの時も解説で息子の最後の遺作とあって気にはなったのだが、事実かどうかは知らないがよくこれだけのドラマに仕立てたと思う。千利休や秀吉などの時の権力者とのからみも面白いとは思うが、絵を描くことで何かを求めていた画家の姿をきっちりと書いているところがこの本の読みどころになっている。今度こそ松林図屏風見ないと・・・

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