デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

ダンサー

2017-06-12 06:14:30 | デラシネ日誌
ジョギングはお休み。京急が停まってしまう。40分ほど遅れて出社。混み合う電車の中で爪先立ちを強いられたことが原因なのか、右足のふくらはぎがつったような状態になってしまう。
先週末まで届いた映像をチェックして整理、帯に長しタスキに短しというのは毎度のこと、これをどうしていくかだな。
「石巻学」の締め切りが迫っている。その確認のため電話を澤田さんに。今日は富山にいた。相変わらず忙しそう。
今日はBunkamuraで「ダンサー」を見る。見る前に久しぶりに神座でラーメン。ほんとうに渋谷って町はいやなところ、歩きたくない。
ロイ・フラーを描いた映画ということでマストで見ないと映画だったが、掘りきれていない映画だった。実際にあったかどうかわからないイザドラ・ダンカンとの確執と愛憎にしても、伯爵との妙な関係にしても、突っ込まれていない。自分にとってロイ・フラーは貞奴を見いだしたプロデューサーとしての才覚なのだが、そうした一面も描いているのはいるのだが、なにせ掘り下げるところまでいっていないので見ているほうからすれば欲求不満になってしまう。彼女の電気ダンスというのはこのようにやっていたのだろうなあということは、よくわかったこと、日本の踊りについての彼女の関心の度合いみたいなものは出せていたとは思う。フォリー・ベルジュールに売り込みにきた彼女の才能に目をつけた女性に連れられて劇場に案内されたとき、彼女が案内された部屋に一枚の写真があった。日本人でこの劇場でちょっと前に出演したのよ、ただちょっとアバンギャルドすぎたというコメントが印象に残った。おそらく「花子」を想定したものだろう。
23時過ぎ帰宅。

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