デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

サハリン島

2005-05-12 11:09:26 | 買った本・読んだ本
書名 サハリン島
作  チェーホフ 訳 松下裕
出版社 筑摩書房(ちくま文庫 チェーホフ全集12) 出版年 1994年

これは読まなくてはならない本として、ずっと机の上に置いておいたもの。必要に迫られ読むことに。いまデラシネで連載中の「彷徨える青鴉」のために読むことになった。小説の名手であり、世界有数の名劇作家でもあるチェーホフは、すぐれたノンフィクション作家でもあったことをまざまざと見せつけられた。病をおし、難路であるシベリアを横断、極東の最果ての流刑島サハリンにたどりつき、およそ3ヶ月の間監獄を視察し、囚人たちのインタビューをし、サハリンの現状を実に冷静な視線で見つめ、それをさまざまな資料を参照しながら、感情を交えずに淡々と描く、その姿勢に圧倒された。
サハリン、一度は行かないと、真剣にそう感じさせられた一冊でもあった。


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いいのが見つかる

2005-05-12 11:08:43 | お仕事日誌
キエフでもらってきたビデオのなかで、秋用の企画にぴったりな良さそうなのがあった。まずこの演目のアーティストのスケジュールを確認しなければならない。スケジュールがOKだったらすぐに提案したい。もしかしたらこのビデオには、他にもいいのがあるかもしれないということで、メモをとりながら観覧。これが超(長)大作、3時間以上もあった。途中早まわしをかけたところもあったが、だいたいそのままでみる。フラフープがやたら多い、2、3いいのがあった。
いま聞いているのがスケジュールがあわなければ、これを提案することも可能だ。しかし疲れた。
カザフのダスバトゥリョフから電話、7月から来年1月まで暇だという。と言われてもなあ・・・。モスクワのアーティストに先日いろいろ質問事項を書いたメールを送っていたのだが、その返事について電話。昨日まで祝日でずっと3回公演が続いていたので、今日中になんとか返事をメールでくれるとのこと。
19時すぎに根津の弟のマンションへ。前回弟の詩集をつくったメンバーで、今度は弟の知り合いの写真集を出すことになったとのことでその打ち合わせ。面白そうな企画だ。根津の駅近くの焼き鳥屋で一杯。三田経由で帰る、泉岳寺から坐れたのはラッキー。

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