16日 (月)、第562回の「蔡英文さんクルーズ氏等と面談」で、トランプさんがアリババの会長と面談したことに嫌なものを感じると書きましたが、宮崎さんが、早速茶化してくれています。
仲が良いのかと思ってたらライバル心が強いのかもしれませんね。どうせなら、潰し合いでもしてもらいたいですね。
それにしても、トランプさん、どこまで信じているのでしょうか。それとも、知っていてわざと踊らせているのでしょうか。
ここで、トランプさんが中国を崩壊させてくれれば、孫もアリババも終わりでしょう。もしかしたら、それを恐れてホラを吹いているのでしょうか。ありそうですね。
宮崎正弘の国際ニュース・ 早読みより 平成29年(2017)1月11日(水曜日) 通算第5160号
宮崎正弘の 国際ニュース・早読み <孫正義が5兆円投資なら、アリババは10兆円だ
孫正義が5兆円投資なら、アリババは10兆円だ
吹きも吹いたり百万人の雇用をアメリカで創出するんだって
孫正義とアリババの馬雲はビジネスパートナーである。アリババがNY市場に上場した折の最大の株主は孫正義だった。
時価総額で数十億円の差益が転がり込んだ。
その馬雲、孫正義に負けてはおられるかとばかりNYのトランプタワーへ飛んで、トランプ次期大統領と面談のうえ、10兆円投資、 百万人の雇用創出を打ち上げた。おおきな法螺話の好きなトランプはわざわざ一階ロビィへ降りて記者団に「馬は偉大な実業家」と褒 めちぎった。
アリババの投資プラン、具体的なことは何も提示されていない。孫正義の場合と似ている。これは中国の対米外交の変化球で、一方 では環球時報を使って「報復する」と恐喝し、他方で馬を派遣して、アメリカの世論軟化を狙ったパフォーマンスに過ぎないと考えら れるが、トランプにとっても飛んで火に入る夏の虫だ。
トヨタの豊田章男社長がメキシコ新工場をトランプから批判されると、トヨタはアメリカで13万5000人の雇用をしており、デト ロイトの自動車ショーでは「向こう五年間にさらに10兆円を投じる」とした。
日本の雇用は減少し、日本経済にはマイナスではないのか。
「ジャパン・ファースト」の声は、日本を代表する企業トップから聞かれなくなった。
同日、トランプは女婿のクシュナーを無給の大統領特別顧問に任命したと発表した。長女イバンカはファーストレディを務め、その 夫君は大統領顧問、次期政権のファミリーあげての政治参加は、おそらく何かの問題を起こしそうだ。
トヨタはやはりトランプさんがやろうとしているナショナリズムへの回帰の意味が解ってないのじゃないでしょうか。
トヨタが先頭に立って、日本への回帰と雇用体系の再生に動くべきですが、そんな考えは全くないのでしょうか。それとも、そんなことは思いもつかないのでしょうか。
トヨタが日本再生に動けば、他の企業も流れに乗ってくるのじゃないでしょうか。
倒産するのじゃないかと期待していたVWが、何と、トヨタを抜いて世界一の販売台数になるそうです。どうも納得が行かないですね。
欧米の人達は、あのとんでもない不正を許すのでしょうか。なんて、不思議に思っていたら、やはり裏があったようです。何と、中国で売上を伸ばしたようです。流石、ドイツですね。
産経ニュースより 2017.1.11
VW、 世界販売首位へ 16年、1031万台 トヨタ超えほぼ確実
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は10日、2016年のグループの世界販売台数が前年比3・8%増の1031万 2400台だったと発表した。VWとしては過去最高。通年で4年連続世界販売1位のトヨタ自動車を抜いて首位に立つことがほぼ確 実になった。
VWは15年9月に発覚した排ガス規制逃れ問題の影響や一部新興国の景気減速に苦しめられているが、中国市場で販売を大きく伸 ばした。
トヨタは昨年12月、16年のグループ世界販売台数が1%減の1009万台になるとの見通しを示していた。
VWの地域別は、問題が最初に明るみに出た米国が2・6%減、景気の冷え込むロシアが4・3%減。ブラジルも33・9%減と大 きく落ち込んだが、規模の大きい中国市場が12・2%増で全体の販売台数を押し上げた。(共同)
VWは、余程追い詰められているのじゃないでしょうか。生き残るために、イチかバチかで今や崩壊が間違い無い中国に懸けたのでしょう。
これは、きっと命取りになるのじゃないでしょうか。中国の崩壊とともにVWの崩壊も間違い無いでしょうし、ドイツ本体も危なくなるのじゃないでしょうか。
ドイツが崩壊すれば、ECも危ないでしょう。何だか、とんでもない年になりそうですね。と言うか、いよいよ日本の時代ですね。
韓国の慰安婦像設置で、遂に自分を追い込んでしまったようですが、まだ、バカなアメリカなどを代表に世界は韓国のプロパガンダに染まったままです。
そのアメリカで頑張ってくれている、16 日(月)、第 1315回の「オバマ政権も気がついたか」で、山本優美子さんが書いていたグレンデール慰安婦訴訟を戦ってくれている目良浩一さんが、上告をしてくれたようです。
産経ニュースより 2017.1.11
【歴史戦】グ レンデール慰安婦訴訟で上告状を提出 「米裁判所が公正かを示すモデルケース」と原告側
【ワシントン=加納宏幸】米カリフォルニア州の日系住民らで作るNPO法人「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」は 10日、同州グレンデール市に設置された慰安婦像の撤去を市に求めていた訴訟で連邦最高裁に上告状を提出した。訴えは8月に連邦 高裁で退けられていた。
首都ワシントンの連邦最高裁を訪れたGAHTの目良(めら)浩一代表は10日、訴えについて「米国の裁判所がどれだけ公正に法 律の規則に従って判断するかのモデルケースになる」とし、最高裁への期待を表明した。
また、韓国・釜山の日本総領事館前の慰安婦像設置に対して日本政府が取った駐韓大使の一時帰国などの対抗措置に関し、「やっと 日本政府が積極的な検討を始めた。もっと早くすべきだった」と述べた。
【Front Japan 桜】で細谷清さんと山本優美子さんの何時ものコンビがこの上告を詳しく報告してくれています。
グレンデールは20分過ぎから
【Front Japan 桜】早くも始まったトランプ大統領降ろし / グレンデール慰安婦像撤去~米国連邦最高裁に上告状提出 / 日本人は食べ物を捨てすぎ?~映画『0円キッチン』[桜H29/1/16]
こうやって、世界で戦ってくれている方達を放置している日本政府・外務省には怒り心頭ですが、その原因を作ったのが自分達であるとの反省もないようです。
産経抄さんが、慰安婦問題をここまで大きくした「失敗の本質」を鋭く書いてくれています。
産経ニュースより 2017.1.11
【産 経抄】慰安婦問題における「失敗の本質」 1月11日
小池百合子東京都知事が座右の書に挙げる『失敗の本質』(中公文庫)は、大東亜戦争における日本軍の失敗を分析したものだ。イ ンパールで日本軍と戦った英国軍司令官のこんな言葉が引用されている。
▼「日本軍の欠陥は、作戦計画がかりに誤っていた場合に、これをただちに立て直す心構えがまったくなかったことである」。今か ら振り返ればあの時、韓国への融和政策の誤りに気づくべきだった。反日団体が、在韓国日本大使館前の路上に慰安婦像を設置した、 2011年12月である。
▼外交常識に反した暴挙に対して、民主党政権は、韓国政府に撤去を強く求めなかった。「第2、第3の像が建立される」。李明博 (イミョンバク)大統領は、日本政府の弱腰を見通していたようだ。直後の日韓首脳会談で野田佳彦首相に慰安婦問題の解決を迫って 恫喝(どうかつ)する。
▼ただの脅しではなかった。慰安婦像はその後、がん細胞のように海外を含めて増殖する。揚げ句の果てに日韓合意を踏みにじり、 釜山の日本総領事館前に設置されたとなれば、駐韓大使と釜山総領事の一時帰国は当然の措置である。それでも朝日新聞の社説は、 「性急な対抗より熟考」を訴える。「旅人の上着を脱がせるのに北風を吹かす」。夕刊コラムはむしろ安倍晋三政権を揶揄(やゆ)し ていた。
▼韓国の野党は、合意に基づいて日本が拠出した10億円を返すと言い出した。国内ではまた、合意は崔順実(チェスンシル)被告 が朴槿恵(パククネ)大統領を唆(そそのか)して実現させた、との説がまことしやかに語られているという。
▼朝日の主張に従って、いくら日本側が冷静に振る舞っても、「情治」の国の反日の炎は、どこまでも燃え広がっていく。そもそも 火を付けたのは、朝日の誤報と「河野談話」、これこそ「失敗の本質」である。
産経抄さんも優しいですね。誤報じゃないでしょう。捏造です。捏造と書くとやはり訴訟などの問題があるのでしょうか。
朝日と河野洋平の両方が今でも何の反省も無く生き残って大きな顔をしていることが、日本劣化の象徴でしょう。何で、成敗できないのでしょう。民主主義って情け無い。
いよいよ日本の文化である大麻が復活するかと、1月09日、第 6308回の「GHQ に作られた『間違った大麻観』」で、取り上げました。
伊勢神宮の地元での栽培が許可になれば、大麻復活のきっかけになるのじゃないかと期待していましたが、やはり、甘い期待だったようです。
伊勢神宮のお膝元でありながら、岡田を選ぶような土地ですからやはり、県も根性なしのようです。多分、日本古来の大麻の大切さも分かってないのじゃないでしょうか。
盗難などと屁理屈をつけて、触らぬ神にたたりなしを決め込んだように思うのは私だけでしょうか。
産経WESTよ り 2017.1.6
実 は中国産9割…伊勢神宮お膝元「神事用の大麻」栽培申請も三重県が不許可 理由は“盗難で流出を懸念”
三重県は6日、神事のしめ縄などに使う国産大麻の栽培許可を求めた神社関係者らでつくる同県伊勢市の「伊勢麻振興協会」からの申請を不許可にすると決 めた。同日午後に、協会側に通知した。盗難などによって大麻が第三者に流出する可能性を懸念した。神事用大麻は中国産が主流 となっている。
栽培は、大麻取締法により、県の審査を受けて免許を取得することが必要。県は社会的、文化的に継承が重要であるものや、生 活に必要不可欠な場合に限って認めており、栽培管理ができることなどを条件にしている。これまで許可した例は記録にないとい う。
県は不許可とした理由について、防犯カメラの設置予定がないなど十分な盗難防止策が取られていない上、外国産大麻でも代替 できるとした。
同協会は昨年11月、大麻の茎から取った繊維を加工し、神事の祭具やしめ縄に使うとして栽培許可を申請。認められた場合 は、伊勢市内の山中で、麻薬の成分をほとんど含まない品種を栽培し、協会が生産や販売を管理すると説明していた。
GHQのくびきから脱するためにも決断してほしかったですが、まだまだ、本当のことを知らないのじゃないでしょうか。
そういう私だって、ネットでねずさんなどから教わったのはまだ最近なのですから強いことは言えません。
この辺も、やはり教育ですね。子供のころから麻が如何に日本にとって生活に密着したものであったかを知らなければ、取り戻す運動にはならないのでしょう。