先週末29日・土曜日、米国ネバダ州
4団体ウェルター級戦(王座統一戦):
WBO王者テレンス クロフォード(米)TKO9回2分32秒 IBF/WBA/WBC王者エロール スペンス(米)
*長年対戦が望まれた一戦でしたが、クロフォードが予想外の力の差を見せつけて勝利。スーパーライト級に続き、ウェルター級でも主要4団体のベルトを統一する事に成功してしまいました。
ウェルター級のみならず、全階級を通しても実力ピカ一と言われていた両選手。試合後も、それに誤りはなかったとは思うのですが、クロフォードはその実力者スペンスをまるで子ども扱いにしてしまいました。
2回にサウスポー(左構え)の逆ワンツー(左、右)でダウンを奪ったクロフォードは、7回にも2度のダウンを追加。その他のラウンドも圧倒的に優勢を保ち、9回にレフィリーストップに追い込むまさにワンサイドマッチを演じたクロフォード。全勝記録も40(31KO)に伸ばしています。
既に35歳ですが、そのボクシングを見る限り衰えは一切見られず。今後は何を目標に戦い続けるのでしょうか。
下記は2023年8月1日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちとなります。
WBA(スーパー):テレンス クロフォード(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エイマンタス スタニオニス(リトアニア/0)
WBC:テレンス クロフォード(米/0)
IBF:テレンス クロフォード(米/0)
IBF(暫定):ジャロン エニス(米/1)
WBO:テレンス クロフォード(米/7)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/2)
WBOアジア太平洋:佐々木 尽(八王子中屋/2)
日本:坂井 祥紀(横浜光/0)