DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

あの試合から30年(IBFウェルター級ほか:1993年8月6日)

2023年08月06日 05時07分04秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今から30年前の1993年8月6日、プエルトリコで行われた試合結果です。
IBFウェルター級戦:
王者フェリックス トリニダード(プエルトリコ)TKO初回2分31秒 挑戦者ルイス ガルシア(ベネズエラ)

*この試合が行われる僅か1ヶ月半前(6月19日)に世界王座を獲得したばかりのトリニダード。初防衛戦に、指名挑戦者でこの試合が3度目の世界挑戦となるタフなガルシアを迎える事になりました。

(タフガイとして知られていたガルシアでしたが...)/ Photo: BoxRec

ガルシアはこれまでに、メルドリック テーラー(米)が保持していたWBA王座(1991年6月)に、そして前IBF王者モーリス ブロッカー(米)に1992年8月に挑戦。どちらの試合も安定王者に最後まで食らいつき、1対2の判定で悔しい涙を飲んでいます。

そんなタフな実力者を相手に、若干二十歳のトリニダードは試合開始のゴングからエンジン全開。左右の強打を上下に打ち分け、あっという間に4度のダウンを奪い一気に試合を終わらせてしまいました。

世界の檜舞台に登場してから僅か2ヶ月弱。トリニダードはその才能を、世界に広く知らしめる事に成功しました。6月のブロッカー戦に続いて衝撃的なKO劇を演じたトリニダード。スーパースターの匂いを漂わせていました。この2試合を振り返ってみると、後のトリニダードの大活躍も大いに頷けるものがありました。

(勝利の雄たけびを上げるトリニダード)/ Photo: Youtube

 

WBCミドル級戦:
王者ジェラルド マクラレン(米)KO初回20秒 挑戦者ジェイ ベル(米)

*この年の5月に、ジュリアン ジャクソン(バージン諸島)との強打者対決を制しWBCタイトルを獲得したマクラレン。初防衛戦では、軽いワン・ツー(左ジャブ、右ストレート)に続いて放った左ボディーで挑戦者を完全にKO。僅か20秒で初防衛に成功してしまいました!

(あっという間に試合を終わらせたマクラレン)/ Photo: Boxing News 24/7

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