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今年もやってるやってる~

カネロ、早くも次戦が決定(2団体スーパーミドル級)

2021年01月26日 05時26分56秒 | 世界ボクシング

2月27日、米国・フロリダ州で予定される試合です。
2団体スーパーミドル級戦:
WBA/WBC王者サウル アルバレス(メキシコ)対 挑戦者アブニ イユリディン(トルコ)

*先月19日にアルバレスがカラム スミス(英)に勝利を収めて以来、実現が噂されていた一戦が正式に行われることが発表されています。アルバレスが怪我することなく無事にイユリディンの挑戦を退けた場合、5月の第一週末に、WBO同級王者ビリー ジョー ソーンダース(英)との王座統一戦に臨む予定だそうです

今回カネロ(アルバレスのニックネーム。スペイン語でシナモンという意味だそうです)に挑戦するイユルディン。WBCスーパーミドル級の1位にランキングされている選手です。これまでの戦績は21勝(12KO)2敗(1KO負け)の選手で、トルコ生まれのトルコ育ちと、生粋のトルコ人です(当たり前か)。

デビュー3戦目までは母国トルコで試合を行っていましたが、その後多くのトルコ系ボクサーが歩んでいるように、ドイツを中心にリング活動を展開していきます。米国、イタリア、メキシコ、そしてドミニカでの試合経験も積んできた中々の実戦派。2015年の夏に、元IBFライトヘビー級王者グレン ジョンソン(米)を破り、WBCインターナショナル・シルバーのライトヘビー級王座を獲得。同王座を4度防衛後、スーパーミドル級に降格し同じ王座を獲得しています。その後、純粋なWBCインターナショナル王座を獲得すると、クリス ユーバンク(英)が保持していたマイナー王座であるIBOタイトルに挑戦。しかし全く相手にならず、3回KO負けを喫してしまいました。

2019年2月には、当時空位だったWBC同級王座をアンソニー ディレル(米)と争いますが、善戦空しく9回負傷判定負け。その後実戦経験ゼロですが、今回のビックチャンスを手に入れています。これまでスーパーウェルター級からライトヘビー級までの強豪たちと戦いながら4階級制覇を達成してきたアルバレス。何が起こるか分からないのがボクシングなのですが、イユルディンが番狂わせを起こす姿はもちろん、善戦する予想する姿すらも想像できません。この試合が行われるのはちょうど一ヵ月ごになりますが、果たしてどんな試合内容と結果が待ち受けているのでしょうか。


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