最近(2024年5月7日ごろ)のニュースです。
1)来月1日にサウジアラビアで予定されていた4団体ライトヘビー級王座統一戦、WBA王者ドミトリー ビボル(キルギスタン/露)とIBF/WBC/WBO王者アルツロ ベテルビエフ(露/カナダ)の一戦は、ベテルビエフの負傷により延期となってしまいました。両者による一戦は、年内実現に向け再挑戦される見通しです。
2)ベテルビエフとの戦いは延びてしまったビボル。代わって同日、22戦全勝(16KO)のマルク ジナド(リビア/マルタ)を迎え、保持する王座の14度目の防衛戦を行います。
3)同地では来週末18日に、オレクサンデル ウシク(ウクライナ)とタイソン フューリー(英)による4団体統一ヘビー級戦が行われることが予定されています。すでに一度延期され、今回再スケジュールされた一戦。今回は予定通りに決行されるのでしょうか?
4)現在、ヘビー級トップ戦線で活躍する米国籍の選手が少なくなってしまいました。そんな中で今後の活躍が期待されているのがジャレッド アンダーソン。このアンダーソンが先月13日、元WBAクルーザー級王者リャド メルウィー(ベルギー)と対戦し10回判定勝利を収めています。保持するWBC米国、WBOインターナショナル王座の防衛に成功したアンダーソン。全勝記録を17(15KO)としています。
5)先月末27日、元WBC/WBOスーパーライト級王者ホセ カルロス ラミレス(米)が元IBFスーパーフェザー級、ライト級王者ランセス バルテレミ(キューバ)と対戦。大差判定勝利を収め、13ヵ月ぶりの実戦を無事に終えています。
6)同じ興行に、20戦全勝全KOのバージル オルティス(米)も登場。トーマス デュロルメ(プエルトリコ)を159秒で仕留めています。オルティスは8月に、前WBOスーパーウェルター級王者ティム チュー(豪)と対戦するという話がかなり具体化されているようです。