DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

寿以輝、16個目の白星をゲット(スーパーバンタム級)

2024年05月19日 05時38分24秒 | 強いぞジョーさん

現地時間の昨夜(18日・土曜日)、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
スーパーバンタム級戦(8回戦):
辰吉 寿以輝(大阪帝拳)判定3対0(79-73、78-74、77-75)チャイワット ブアトクラトック(タイ)

*2015年4月にプロ・アマを通じて初の公式試合に臨んだ寿以輝。ボクシングのデビュー戦を行ってから、この春でもう9年にります。

今回寿以輝は、2017年のクリスマスイブ以来となる日本人以外の選手と対戦する事となりました。チャイワットは、50戦(41勝9敗)という壮大なキャリアの持ち主ですが、実力は地域王座の一歩手前の選手。しかしそれだけの実戦を持った選手なだけに、油断はならない相手だったことでしょう。

3回にバッティングで左目の上をカットしてしまった寿以輝。その後も攻勢はとるものの、タイ人のパンチを貰う事もしばしば。明白な判定勝利を収めるも、今後上を狙うには、多くの課題を残す結果となってしまいました。

戦績を16勝(10KO)1引き分けとした寿以輝。「辰」年となる今年中に、何らかのタイトル獲得を目指す方針のようです。

いつまでたっても寿以輝にとり、遠い存在であるタイトル。下記は2024年5月19日現在の、寿以輝が主戦としているスーパーバンタム級の王者たちとなります。

WBA:井上 尚弥(大橋/防衛回数1)
WBC:井上 尚弥(大橋/2)
IBF:井上 尚弥(大橋/1)
WBO:井上 尚弥(大橋/2)
OPBF(東洋太平洋):中嶋 一輝(大橋/0)
WBOアジア太平洋:TJ ドヘニー(豪/1)
日本:下町 俊貴(グリーンツダ/2)

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竹迫、王座から転落(OPBFミドル級ほか)

2024年05月19日 05時16分39秒 | 世界ボクシング

今月11日、韓国で行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミドル級戦:
挑戦者テイジ プラタップ シン(豪)判定2対1(115-113x2、113-116)王者竹迫 司登(ワールドスポーツ)

*中盤戦まで後手後手となってしまった竹迫。その後、手数を増やし追撃態勢に入りますがそれまでの失点の挽回至らず。2年続けて韓国で黒星を喫すると同時に、虎の子のタイトルも失ってしまいました。

下記は2024年5月19日現在の、ミドル級のタイトル保持者たちとなります。

WBA:エリスランディ ララ(キューバ/防衛回数2)
WBC:ジャモール チャーロ(米/4)
WBC(暫定):カルロス アダメス(ドミニカ/1)
IBF:ジャニベック アリムハヌリ(カザフスタン/0)
WBO:ジャニベック アリムハヌリ(カザフスタン/3)
OPBF(東洋太平洋):テイジ プラタップ シン(豪/0)
WBOアジア太平洋:国本 陸(六島/1)
日本:国本 陸(六島/3)

 

フライ級戦(10回戦):
ビンス パラス(比)判定3対0(97-93x2、96-94)京口 紘人(ワタナベ)

*6年前となる2018年5月、当時IBF最軽量級王者だった京口にパラスが挑戦。その時は京口が明白な判定勝利を収め、王座に防衛に成功しています。

その後、京口は世界2階級制覇を達成し、パラスも順調に白星を重ねてきました。そして今回、フライ級の世界ランカー同士として再び拳を交える事になりました。

両者にとり、第3国で行われたこの再戦。前回同様、京口が比国人をさばききったように見えました。しかし判定は意外にも、3人のジャッジが揃ってパラスの勝利を支持。まさかの判定結果に激怒した試合後の京口。両者による早期の第3戦実現を期待したいものです。

下記はパラス、京口が主戦場としている2024年5月19日現在の、フライ級のタイトルホルダーたちとなります。

WBA:ユーリ 阿久井 誠悟(倉敷守安/防衛回数1)
WBC:フリオ セサール マルティネス(メキシコ/6)
IBF:空位
WBO:ジェシー ロドリゲス(米/1)
OPBF(東洋太平洋):桑原 拓(大橋/1)
WBOアジア太平洋:畑中 建人(畑中/0)
日本:飯村 樹輝弥(角海老宝石/2)

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