昨年の大晦日、大田区総合体育館で行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級戦(レギュラー王座):
王者河野 公平(ワタナベ)引き分け1対1(116-111、112-115、114-114)挑戦者ノルベルト ヒメネス(ドミニカ共和国)
*リング外のゴタゴタで、3月に返り咲いたこの王座の初防衛戦が中々決まらなかった河野。ようやく念願の一戦まで漕ぎ着けたものの、思わぬ曲者との対戦になってしまいました。
両選手の身長差は河野が166センチ、ヒメネスが168センチと僅か2センチの違い。しかし実際対峙してみると、ヒメネスが少なくとも一階級は上の選手のように大きく見えました。
河野でなくてもこのヒメネスと対戦すれば、かなりの苦戦を強いられるのではないでしょうか。ヒメネスのボクシングは変則そのもの。打っては大きく離れ、攻撃時は右アッパーを突然と放ってきます。防御は上体をクネクネと動かし河野に的を絞らせません。この嫌らしいボクシングを駆使したヒメネス。スタミナが旺盛だった前半戦は明らかに主導権を握り続けました。
結果はジャッジ3人、3者3様の引き分けでしたが、この採点は非常に的を得た結果だったように感じます。河野の愚直な攻勢を取るか、ヒメネスのアクションの大きな変則アウトボクシングを取るか。またはその中間か。私(Corleone)は河野、ヒメネスにそれぞれ6ラウンドずつ与え、6回に減点があったためにヒメネスからマイナス1。その結果河野の114対113としています。ちょうど減点があった6回辺りから試合が河野ペースになりました。
苦しみながらも2度目の王座で念願の初防衛に成功した河野。引き分けとはいえ王者にとり勝利も同然。河野陣営から見ると価値ある一戦だったのではないでしょうか。敗れたヒメネスは試合後、判定に対し不満をぶちまけていたようですが、自身が思っているほど不可解な採点ではないように感じました。個人的にはWBO王者である井上 尚弥(大橋)対ヒメネス戦が見てみたいです。
WBAスーパーフライ級戦(レギュラー王座):
王者河野 公平(ワタナベ)引き分け1対1(116-111、112-115、114-114)挑戦者ノルベルト ヒメネス(ドミニカ共和国)
*リング外のゴタゴタで、3月に返り咲いたこの王座の初防衛戦が中々決まらなかった河野。ようやく念願の一戦まで漕ぎ着けたものの、思わぬ曲者との対戦になってしまいました。
両選手の身長差は河野が166センチ、ヒメネスが168センチと僅か2センチの違い。しかし実際対峙してみると、ヒメネスが少なくとも一階級は上の選手のように大きく見えました。
河野でなくてもこのヒメネスと対戦すれば、かなりの苦戦を強いられるのではないでしょうか。ヒメネスのボクシングは変則そのもの。打っては大きく離れ、攻撃時は右アッパーを突然と放ってきます。防御は上体をクネクネと動かし河野に的を絞らせません。この嫌らしいボクシングを駆使したヒメネス。スタミナが旺盛だった前半戦は明らかに主導権を握り続けました。
結果はジャッジ3人、3者3様の引き分けでしたが、この採点は非常に的を得た結果だったように感じます。河野の愚直な攻勢を取るか、ヒメネスのアクションの大きな変則アウトボクシングを取るか。またはその中間か。私(Corleone)は河野、ヒメネスにそれぞれ6ラウンドずつ与え、6回に減点があったためにヒメネスからマイナス1。その結果河野の114対113としています。ちょうど減点があった6回辺りから試合が河野ペースになりました。
苦しみながらも2度目の王座で念願の初防衛に成功した河野。引き分けとはいえ王者にとり勝利も同然。河野陣営から見ると価値ある一戦だったのではないでしょうか。敗れたヒメネスは試合後、判定に対し不満をぶちまけていたようですが、自身が思っているほど不可解な採点ではないように感じました。個人的にはWBO王者である井上 尚弥(大橋)対ヒメネス戦が見てみたいです。
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