DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ロマゴンが再起、などなど(色々:07‐17‐24)

2024年07月17日 05時46分49秒 | 世界ボクシング

最近(2024年7月17日ごろ)のニュースです。

1)これまでにミニマム級からスーパーフライ級までの4階級で世界を制覇してきたロマゴンことローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)。先週12日、母国ニカラグアのリングで2022年師走以来の実戦を行っています。

コロンビアのロベル バレラと対戦したロマゴンは、ライバルを終始圧倒。10回まで試合を長引かせてしまいましたが、最後はしっかりとTKO勝利を収めています。バンタム級で世界王座奪取を目論んでいるロマゴン。故郷のリングに登場したのは、2015年2月以来の事となりました。

2)同日、ロシアで不必要なWBA暫定王座決定戦が行われています。東京五輪金メダリストのアルベルト バティルガジエフ(露)が、プロキャリアで上回るジョノ キャロル(アイルランド)に苦戦を強いられながらも9回TKO勝利。正規王者レイモント ローチ(米)との一戦に向け前進しています。

3)暫定ながらも注目の一戦が来月10日に行われます。WBCスーパーウェルター級暫定王者のセルヒイ ボハチュク(ウクライナ)が、20戦全勝全KOのバージル オルティス(米)と米国のラスベガスで対戦します。

4)実父シェーン モズレー(米)と同じ名前を持つモズレー2世が今月6日、米国カリフォルニア州のリングで元世界ミドル級王者ダニエル ジェイコブス(米)と対戦。大差の10回判定勝利を収め、念願の世界初挑戦に向け猛アピール成功しました。

戦績を22勝(12KO)4敗としたモズレー。これまでは、世界までにはあと一歩届かない印象を与えていましたが、ようやく一つの壁を打ち破ることが出来たようです。

5)実父フェルナンド バルガス(米)と同じ名前を持つバルガス2世が先月末28日、米国テキサス州のリングに登場。ドミニカ人ファン カルロス コルドネスを初回で葬り、デビュー以来の全勝記録を15(14KO)に伸ばしています。

6)モズレー1世も、バルガス1世も共に、1990年代終盤から2000年代前半にかけ、中量級戦線を大いに盛り上げた選手でした。スーパースターには半歩劣ったボクサーたちでしたが、両者とも華がありました。現在(2024年)、技術の非常に高い実力者が何人もいます。しかし彼らはには「華」が欠けているのでしょうか。強くはあるのですが、少々退屈な試合を提供する傾向がありますね。

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