先週3日、東京・有明アリーナで行われた試合結果です。
4団体スーパーバンタム級戦:
王者井上 尚弥(大橋)TKO7回16秒 挑戦者TJ ドヘニー(豪)
*試合はサウスポー(左構え)のドヘニーに対し、井上が右の上下に有効的に当て続けリードを保ち続けました。しかしドヘニーも一方的に飲み込まれる事なく、そのやや変則なボクシングで抵抗していきます。
王者が優勢に進みていく中、ドヘニーの持ち味を活かし、試合が盛り上がりつつありました。そんな矢先、挑戦者が右腰の異変を訴えて突然リタイア。あっけない結末で井上が勝利を収める事になりました。
試合の終わり方は「ウ~ン」でしたが、安定したボクシングを見せつけた王者。次戦は師走に予定しています。
日本スーパーバンタム級戦:
王者下町 俊貴(グリーンツダ)判定3対0(97-92、96-93x2)挑戦者津川 龍也(ミツキ)
*将来的な井上 尚弥への挑戦権が賭かった一戦(?)。両者が持ち味を出し合った緊迫した攻防が続きました。そんな中、下町が経験を活かし接戦を抜け出す形に。王者が僅差ながらも明白な判定勝利を収め、3度目の防衛に成功しています。
2024年9月9日現在の、スーパーバンタム級の王者たちは下記のようになります。
WBA:井上 尚弥(大橋/防衛回数2)
WBC:井上 尚弥(大橋/3)
IBF:井上 尚弥(大橋/3)
WBO:井上 尚弥(大橋/3)
OPBF(東洋太平洋):中嶋 一輝(大橋/1)
WBOアジア太平洋:空位
日本:下町 俊貴(グリーンツダ/3)
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