DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

次はウシク!?カバイェルが挑戦権を獲得(ヘビー級)

2024年05月22日 05時03分52秒 | 世界ボクシング

先週末18日・土曜日、サウジアラビアで行われた試合結果です。
WBC米大陸/NABOヘビー級戦:
挑戦者/NABF/WBAインターコンチネンタル王者アジ カバイェル(独)KO7回2分33秒 王者フランコ サンチェス(キューバ)

*24戦全勝(16KO)のカバイェルと24戦全勝(17KO)のサンチェスが、WBC王座への挑戦権を賭け対戦。初回からプレッシャーをかけ続けたカバイェルに対し、サンチェスはほとんど対処する事が出来ず。7回にボディー攻撃で2度のダウンを奪ったドイツ人が、全勝記録を25に伸ばすと同時に、ウシクへの挑戦権を獲得しています。

 

昨日もお届けしましたが、2024年5月22日現在の最重量級の王者たちの顔ぶれを確認しておきます。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):マヌエル チャー(独
/0)
WBC:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/3)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/3)
WBO(暫定):ジョセフ パーカー(ニュージーランド/0)
OPBF(東洋太平洋):ジャスティン フニ(豪/1)
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3/1)

*ここで当然の如く気になるのが、今後のウシクを中心としたヘビー級戦線の動きとなります。ウシクはフューリー戦で負傷(顎の骨折)したという情報があり、2024年内に試合を行う可能性は低そう。また、37歳のウクライナ人にとり、フューリーとの再戦以外にこれといった魅力的なカードが無いというのが現実です。すでに2階級で4つのベルトを統一するという大偉業を達成したウシク。このまま引退という選択枠もあるのではないでしょうか。

約10日後には、サウジアラビアでまたまた大きな興行が予定されています。すでにIBF王座への挑戦権を獲得しているフィリップ フルコビッチ(クロアチア)が、前WBAレギュラー王者ダニエル デュボア(英)と対戦します。この試合がそのままIBF王座決定戦に昇格するという可能性もあるでしょう。

また、同じ興行で前WBO暫定王者張 志磊(中国)と元WBC王者ディオンティー ワイルダー(米)が拳を交えます。試合内容としては、非常に面白いものが期待出来そうです。

あろうことかに6月7日、米国フロリダ州で老舗腐敗団体の暫定王座決定戦が行われる様子。その試合に出場するのはマイケル ハンター(米)とキャシウス チャニ―(米/Cassius Chaney)。この団体はやはりというか、やれやれというか...。

ヘビー級第3の戦士アンソニー ジョシュア(英)や張とワイルダーに連勝した現WBO暫定王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)の次戦も、遠からず決まる事でしょう。夏前には、今後のヘビー級の動きがある程度決まる事になるのではないでしょう。

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