最近(2021年5月24日ごろ)のニュースです。
1)1998年10月に、日本でプロデビューを果たしたアルマンド トーレス(メキシコ/大鵬ジムだったかな?)が先週21日、米国・フロリダ州のリングに登場。2019年8月に、名古屋のリングで当時のWBOフライ級王者だった田中 恒成(畑中)に挑戦したジョナサン ゴンザレス(プエルトリコ)と対戦しますが4回TKO負け。NABOライトフライ級王座獲得はなりませんでした。
2)同日、2015年、2016年と続けて来日し、WBCバンタム級タイトル保持者だった山中 慎介(帝拳)と激戦を演じた元WBAバンタム級王者アンセルモ モレノ(パナマ)が母国パナマのリングに登場。メキシコの中堅選手アントニオ ガルシアに明白な判定勝利を収めています(3対0:100-90x2、96-94)。モレノはこの勝利により、WBAラテンアメリカのフェザー級暫定王座を獲得しています。
3)同じリングには、2016年に2度来日し、内山 高志(ワタナベ)に2連勝を飾った元WBAスーパーフライ級王者ジェスリール コラレス(パナマ)も登場。コラレスもメキシコの中堅選手ミゲル マルティネスと対戦しますが、僅か44秒でKO勝利を収めています。コラレスはWBAラテンアメリカの暫定ではなく正規王座を獲得しています。
4)元IBFミニマム級王者で、2011年、2012年に高山 勝成(寝屋川石田)の挑戦(ジョイの1勝1無効試合)を退けているニコチナス ジョイ(南ア)も21日に試合を行っています。同胞のアヤンダ ンドゥラニと対戦しますが4回KO負け。本来ならジョイの保持していたマイナー団体IBOミニマム級王座戦となる予定でしたが、ジョイは前日計量に失敗。ンドゥラニが新王者となった事には変わりありませんが、ジョイは試合前にその王座を失っています。
5)WBCバンタム級暫定王者のレイマート カバリョ(比)が7月9日、米国・フロリダ州で試合を行う予定です。その試合がWBCから義務付けられているエマニュエル ロドリゲス(プエルトリコ)との再戦になるかは不明です。
6)その実力は認められていながらも、今一つそれ相応のリング・パフォーマンスを見せる事が出来ていない元WBOスーパーミドル級王者ヒルベルト ラミレス(メキシコ)。7月9日に、ライトヘビー級の強豪スリバン バレラ(キューバ)と米国・カリフォルニア州で対戦する事が発表されています。