最近(2021年5月13日ごろ)のニュースです。
1)試合実現が期待される英国人同士によるヘビー級王座の統一戦、アンソニー ジョシュア対タイソン フューリー。8月7日か14日に、サウジアラビアでの試合開催を目指し最終調整に入っているようです。早く正式に決まってしほしいですね。
2)決行注目していたヘビー級の正式試合(6回戦ですが)、イベンダー ホリフィールドとケビン マクブライド(共に米)による、マイク タイソン(米)に勝利を収めた同士の超シニア対決。本来は来月に行われる予定でしたが、どうやら7月以降を目処に日程の再調整が行われているようです。
3)先週末にビリー ジョー ソーンダース(英)を下し、それまで保持していたWBA(スーパー)とWBCスーパーミドル級王座に加え、WBOのベルトも腰に巻くことに成功したサウル アルバレス(メキシコ)。9月を目処に、IBF王者カレブ プラント(米)との4団体王座統一戦実現に向け交渉を始める予定です。
4)ここ数戦のアルバレスの強さは際立っています。しかしここ四半世紀の間、ジェームス トニー(米)、ロイ ジョーンズ(米)、ジョー カルザゲ(ウェールズ)、ミッケル ケスラー(デンマーク)、アンドレ ワード(米)等実力選手たちを継続的に輩出してきたスーパーミドル級。カネロ(アルバレスのニックネーム)以外は3流の選手たちが顔を並べています。プラント戦が実現すれば、アルバレスが問題なく勝利を収める事でしょう。しかしその後はどうするのでしょうかね?ソーンダース戦後には、「2022年もスーパーミドル級で戦っていく」というコメントも残しているようですが。
5)「アルバレス対ソーンダース」戦の前座で、高山 勝成(寝屋川石田)をあまりにも早すぎるレフィリーストップによるTKO勝利を収めたWBOライトフライ級王者エルウィン ソト(メキシコ)。次戦では、WBA同級スーパー王者京口 紘人(ワタナベ)と王座統一戦を行う可能性があるようです。
6)今月22日、23日に東京都墨田区総合体育館で予定されていた複数のタイトル戦は、同会場が緊急事態宣言のため会場を閉鎖しているため、6月、7月を目処に後楽園ホールに会場を移して再スケジュールされる見通しです。