DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

シュガーを名乗るも...

2014年02月23日 23時00分06秒 | 世界ボクシング
昨日22日、中国のマカオで行われた試合結果です。
WBOインターナショナル・フェザー級王座決定戦:
マービン ソンソナ(比)TKO3回1分17秒 下田 昭文(帝拳)

*試合開始から7分間はスピードでソンソナを上回っていた下田。しかし3回1分過ぎ、攻めに行った所に左アッパーを合わされて沈没。一撃でKO負けを喫しています。

試合の展開は、下田がWBAスーパーバンタム級を失った2001年7月のリコ ラモス(米)戦に類似するもの。両試合とも下田が試合をコントロールしていくも、最終的に対戦者にパンチを合わされて敗北。いくらスピードがあるとはいえ、下田のそれは相手に合わされられる程度のものしかないようです。

今回のマカオでの試合でも、パンチをコツコツと当てていたのは下田ではなくスピードで劣る比国人。逆に下田はミスブローが目立ちました。いくつか記事では、「試合終了時までは下田が大きく有利だった」とありますが、果たしてそうでしょうか?



身体能力では絶対的なものを有する下田。今後の巻き返しは、そのスピードをいかに生かし、ポイントを確実に奪い勝利するか、に掛かっているでしょう。

下田はソンソナ程度に破れる選手ではないと今でも思っています。