キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ジャジーな1日

2021年02月10日 | Weblog
今日も朝からどのジャズヴォーカルのアルバムを買おうかなと、PCとスマホとノートを使ってあれこれやっていたら一日が終わっちゃった。
結局御三家を買ってしまったが、何度もレコードやCDになってるから、新鋭の歌姫のアルバムと比べると馬鹿みたいに廉い、本でいえば新刊の単行本が文庫になったってことかな、大して懐が痛まないので5,6枚買っちゃた。
働いてる頃は、毎月10冊以上本を買ってたから、そのペースでCDを買ってゆけばそれなりに詳しくなり、より愉しめるようになるとほくそ笑んでいるが、CDは本と違って何十回も聴くから年季が必要だね。

JA湘南へ出かける前に蜜柑を3個切って、木に挿した。
ほうれん草、椎茸、スイトピー、生落花生を買い、帰りに西友で「菊正宗生酛純米」を買って帰ってくると既に啄んであった。
スイトピーを活けて、白菜を下漬けして、母の居間に戻ってみるとヒヨドリが蜜柑を啄んでいて可愛かったね。
母に居間から見えるところに蜜柑を挿してあるので、ヒヨドリが居なくなるとメジロが番でやって来て
啄んでいて、これがまた可愛い。

午前中はジュリー・ロンドンを聴いて、山口昌男「はみ出しの文法」を少し読んだ。
20代に熱中して読んだので、思考パターンに慣れているので久し振りに読んでも直ぐに入り込めて愉しい。
冒頭の池内紀と坪内祐三の鼎談「散歩と釣りと雑本が読書名人への王道だ」は、この題がそのまま如何に本を読むべきかを現していて説明するまでもないが、釣りという空虚な時間を作りだす精神力をバネにして、雑菌を含んだ雑本を読むのが本来の在り方で(これコロナ批判とも取れる)、教養主義が良くないのは競争で勝つための孤独な読書で、自分の中にあるものしか読み取らないから発見が無い。

朝拉麺をたっぷりと食べて腹が減っていなかったが、妻に昼に呼ばれ、行ってみると五目焼きそばだった。
それもてんこ盛りになっていて、具材は白菜、叉焼、海老、蒲鉾、椎茸、人参、玉葱、ウズラの卵と豪華絢爛だったが、流石に湯麺から焼きそばになっても所詮は同じ中華麺で、半分食べるのがやっとだった。
それでもウーロン茶でかりんとうと甘納豆は食べられたけどね。

プレシネは1965年の米映画「The Battle of BULGE」で2度目だった、あるいは筋をかなり覚えていたので3度目だったか、途中居眠りをしたが愉しめた。
ヘンリーフォンダは目が魅力的で好きだな。

大磯方面へ散歩に行く前にポストにCDがあったが記憶になく、開けてみるとGabriela Anders「wanting」Warner Bros. Records 1998年だった。
Karen Souzaの先輩筋にあたるアルゼンチンの歌姫なんで買ったんだっけ。

晩飯は、カワハギの刺身、大根と牛筋煮、ブロッコリー、板わさ、高野豆腐、鰯甘露煮だったので「菊正純米生酛」の燗、2合徳利1本、デザートにプリン。

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