キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

パッチャがいなくなる

2018年10月10日 | Weblog
今朝も秋晴れで一日が始まった。
5時すぎに起きて西部邁「大衆への反逆」を読んでいたが、オルテガの思想について書いているところで、分かりにくいところがあり頭に入って来なかったので、竹内まりあをYouTubeで聴いてしまった。
音楽を聴きながら読書をするときは、歌のないジャズをBGMにしているが、歌詞が入るとつい聴き入ってしまう。
最近、松任谷由実「心ほどいて」や竹内まりあの「駅」を何度も聴いて、一般に男は未練がましいところがあって、別れた女を中々忘れがたいもので、実際今でも別れた女何人かが今頃どうしているだろうかと思ってみたりしているわけだが。
女は今付き合っている男がすべてになる傾向があり、この歌詞では少し引きずっているので興味を引いて、別れた直後ならともかく、比較的長い間、女でも同じような気持ちになることがあるんだなあと少し驚いたりしている。
知的な女にその傾向があるのかも知れないが、一生のうちで出会えて恋仲になる異性の数はそう多くもないし、そのことを忘れてしまっては生きている意味もないからね。

7時半に起きて、風呂に入り、朝飯を作った。
今朝は、ピーマンとソーセージの卵炒め、豆腐と葱の味噌汁、納豆だった。

昨日の朝は、JA湘南へ自転車で行き、野菜がほとんどなく林檎と薩摩芋を買った。
出がけに娘のところへ寄って、上の息子が車で釣に出かけていて帰って来ないので、母を病院まで送ってくれるように頼んだが、三日前にやって来た猫のパッチャ(パット見茶虎)を観ようと思ったら、どこかに隠れて発見できなかった。
結局一日出て来ず、家の中や近所を家族で探し回ったが、夜、妻が娘のところへ行き押し入れの奥に隠れていたパッチャを発見した。

午前中PCで遊んでいたら、息子が帰って来て、その後娘が来て、パッチャを捜すから、車があるならオヤジが迎えに行ってくれと言われ、東海大学大磯病院まで迎えに行った。

昼は暑かったので素麺にしてもらい、僕は肉野菜炒めを作った。

プレシネは黒澤明の「天国と地獄」で、もちろん初めて観たが、こういった内容の映画だとは予想もしていなかった。
エド・マクベインの警察小説「87分署」が元になっていて、面白かったね。
先ず誘拐事件が横浜の西口の高台の豪邸で起こり、誘拐された子供が腰越の高台の家に監禁される。
子供と身代金の交換が、特級こだまを使い、酒匂川の前で子供を確認し、鉄橋を渡ったところでカネの入ったカバンを放り投げる。
犯人は黄金町の売春屈でヘロインを買い、銘酒屋の二階で麻薬中毒患者を殺害する。
伊勢佐木町に出てきてうろうろするが、何処も馴染みの地だ。
黄金町はロケではなくスタジオだったが、僕が知っている198年代初めからの黄金町とは雰囲気が全く違った。
どちらかと言うと香港のアヘン屈、といっても実際に観たことはないが、の雰囲気に近いのではないか。
後年の仲代達也は演技が臭くて好きになれなったが、若いころは魅力的だった。

2階に上がって横になったら眠ってしまい、気が付いたら5時で慌てて散歩に出かけた。
帰りに娘のところに寄り、まだ見つかっていなかったパッチョを捜してた。

風呂に入り晩飯を食べる、鮭のグラタン、銀杏、ソーセージ、ハム、チーズ、ボルドーの有機ワインを開けた。
岡本の2本のツーランに喝采をして、母の着替えを手伝い、9時過ぎに横になった。
ニ時間ほど「大衆への反逆」を読んだが、YouTubeで歌を視聴して1時前に寝た。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一日二本の映画 | トップ | 人工的な言葉 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事