今日は年度末最終日であり、この2年受けていた役職最後の総会があり、これで三つとも役を解かれ晴れて自由の身になるわけだ。
まあ、そういっても引き続き自動的にやらされる役職があるが、責任者ではないので気楽なものだ。
5月に新緑ウォーキングというのがあり、我が地区の名跡を巡るが、それほど凄いところはなく、平安から鎌倉に掛けて相模西部で権勢を誇った中村党の4男の社が現在知足寺となっていて、曽我兄弟の墓と異母兄弟の花月尼の墓と二宮朝忠の墓があるが、実際は江戸の建立なので供養塔と思われる。
二宮氏は中村の4男だが、中村屋敷は母の実家の北500mのところにあるが、鎌倉時代の合戦で負け戦が続き滅んでいる。
かつて神奈川県園芸試験場があり、祖父が関係していたらしいが、文人だったので昨日調べたが研究者や場長のところに名前は無かった。
そこにナシと桃の原木があり、誇れるものは「菊水」と「白鳳」である。
「菊水」の子に「幸水」栽培面積1位30%があり、孫に「新高」3位13%があり、その間に2位の「豊水」15%があるが、日本の梨の主要品種となっている。
桃のほうは「あかつき」15%「白鳳」14%「川中島白桃」11%。
「白鳳」は1925年白桃と橘早生の交雑により育成された品種で、「あかつき」は「白鳳」の子だ。
この2か所が地区内か近くにあるので、異質な名跡なので歴史と園芸の知識が増して面白いんじゃないか、説明をしながら歩こうと思っている。