キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

妻の車で平塚へ

2024年03月22日 | Weblog
妻の車に同乗して平塚目で行き、駅ビル地下の菓子屋で豆菓子を買い、5Fのさくら書店で新刊を眺め、買いたいのがあったが思いとどまり、3Fの図書館出先窓口で本とCDを返し、新たな本とCDを引き取った。
外へ出てBOまで歩き、古本を眺めたが昔なら買っただろう本が数冊あったが、先行き短い僕にとって、優先順位が低いので積読になる可能性が高いので諦めて電車に乗った。
妻と次男は外食なので、駅の近くの蕎麦屋で天丼蕎麦セットを食べた。

グレゴリー・ペック主演の「The Guns of Navarone」を観た。
第二次大戦州のエーゲ海での戦闘で、ケロス島に取り残された連合軍兵士2,000人を救出するのに巡洋艦6隻を向かわせるのだが、近くのナヴァロン島にナチスの大型大砲2門があり、それを破壊する特殊任務を帯びた6人の活躍の物語だった。
どうやら「ローマの休日」を何度か観てグレゴリー・ペックを覚えたが、一度観て忘れられない好みのアンソニー・クインの存在感が良かったなあ。

4時から地区の総会資料の印刷と製本に出かけた。
開催時間が違っていてその訂正で、町内を駆け巡った。
相撲はいいところだけ観ることができた。
完全に新入幕の尊富士と二場所目の大の里を中心に回っていて、見ていて面白いが、三役はミットモナイ。

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今日は結婚記念日だ

2024年03月22日 | Weblog
期末もあって町内会の仕事に時間を取られることが多く、読書が怠っていたが、もう少し集中して読まないと死ぬまでに何かを掴めないなあと危惧している。
仮に何かを掴んでも棺桶に入って終わりだが、数十億年前に宇宙が出来(この数字はいい加減だが、要は遥か昔ってことよ)、生命体が生まれて人類になって、たまたま人間として生まれたが、ほんのわずかの時間しか生きていられない。

しかし、だとすれば目一杯やりたいことをやって終わりにしたいじゃないの。
来月69になるがほんの一瞬だったような気がするし、この先どう多く見積もっても20年も生きていられないのだから本当に大切な時間だ。
子供のころはまだいっぱい時間があるなんて思って、いい加減に生きてきたが、先が短くなると時間の密度が急に増し、しかも終わりが良く分からないから計画が立てにくい、となると毎日行けるところまで行かなきゃいけないわけだ。

だが、反面もう十分生きて来たから今更あくせくしても始まらない、廊下の日向のソファーに座って居眠りしながら庭を眺め、子供の頃の自分や弟や若い母がそこいらを動き回っているのを観ながら夢うつつを行き来しているのも素晴らしい時間の過ごし方でね。
死の準備という観点からは、この方が理にかなっているよね。

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ストーブの前で

2024年03月22日 | Weblog
晩飯は太刀魚煮とおでんと青菜のお浸しだったので、チョット酒を呑んでもいいなと思ったが、ここのところ連日深酒をしているのでやめておいたが、食後ストーブの前でYouTubeを視聴していたが、結局一昨日開けたカタロニアの赤ワインを飲みだしてしまった。
一昨日はやけに酸が立って記憶している味わいと違ってチョット失望したが、2日経ったら程よく酸化して、奥深い芯のあるいい味わいに変わっていたので、落花生とチーズを肴にグラスに3杯飲んでしまった。
熟成が未だ足りなかったのかなと思い、ヴィンテージを見たら2019年だったので、5年目にしてこれなんだと、造り手のオヤジの力量を改めて感じた。
もう15年も前にこの蔵に行き、まあ蔵と云っても商店街の空き店舗にタンクを置いただけなんだが、裏の方に畑があり、そこに鈴なりに生っていたオレンジを沢山土産にくれた親切なオヤジでね、5,6種類試飲をしたワインのクオリティーの高さに驚き可能性を感じたものだった。

ストーブで豆餅を焼いたり薩摩芋を焼いて、10時までずるずるとホワイトアルマニャックやカルバドスを飲んでいたが、グラスを持って奥の8畳に移り音楽を聴きながら、中断していた石原慎太郎の「新・堕落論」を読みだした。
台所では宮台真司・藤井聡「神なき時代のに本蘇生プラン」を読了し、それをきっかけに8畳に移ったのだ。
藤井聡は西部邁の弟子筋に当たり、YouTubeで視聴していたことはあったが書籍を読むのは初めてだったかもしれない。
短く借り上げた頭にちょび髭という戦前にいたオッサンのような風貌が怪しく、しかも関西弁だからキャラが際立っていた。
最初は財政出動を云ってたので経済学者かと思っていたが、守備範囲が広いことが分かった。
宮台真司は小室直樹の弟子だから、西部邁と小室直樹の弟子の対談を読んでいたことになるが、弟子の本を読んでみて西部小室を読み漁ったのに身についてないなあと感じたな。
まあ、凡人としては思想の深みにまで到達できなくても、その謦咳に触れることで、あまり間違った判断をしなくなる程度の見識が生じれば良しとすべきなんだろうな。
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