キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

一人宴会の夜

2024年03月09日 | Weblog
5時頃風呂のスイッチを入れ、JUJUを聴いていたら、やっぱり掠れた声がいいなあと思い、うっとりと聴き惚れていた。
あっという間に小一時間が経っていて慌てて風呂に入った。
癌予防のために熱めのお湯に十分漬かるのを習いとしているので、出てきたら6時を大分回っていた。
風呂のドアを開けた瞬間に、妻からご飯ですと云われ、速攻で寝間着を着て台所へ行った。
カマスと酢〆の鯛が一杯皿に盛られていて、すかさず女友達のお母さんが作ってくれた徳利に「月桂冠辛口」を注いで、ストーブの上のお湯に浸した。
いい具合に燗がついて刺身を箸で大掴みにして酒をグングン呑んだ。
じつに美味かったなあ、これだから海辺の町から離れられない。

スティックブロッコリーを茹でたのに、里芋の煮っころがし、これ寅さんが好きなんだよね、それを喰いながら寅さんを観た。
宮崎の海辺の町の理髪店の色っぽい女店主、風吹ジュンに好かれて逗留するが、そこへ甥の光男の彼女の後藤久美子がやって来る。
好意を持ってくれてる女に囲まれてりゃあ、そりゃ楽しいに決まっている。
寅さんは見た目は良くないが女に好かれる、若い頃から寅さんを観てりゃあ女にモテる要諦が分かったろうに、残念なことをした。
買って来た、ヨモギ、海老、豆、胡麻を搗き込んだ餅をストーブに載せて焼いたら、これが実にいい具合に焼けてね、美味くて後を引いて随分喰っちゃった。
その頃は未だ2合徳利の2本目を飲んでいたが、その内落花生やチョコレートでカルバドスを飲みだして、ブランデーグラスに3杯飲んだところでヴォッカに替えた。
すっかり気持ち良くなってJBLでJUJUを聴いて歌った。

毎晩、飲めや歌えやの一人宴会をやっているが、仲のいい友達がいたら際限が無くなるから、友達が千葉や長野にいてくれて良かったと思う。


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ホンジョーゾーを買った

2024年03月09日 | Weblog
春の集いが終わって、今年の夏祭りの件で少し話をしたので、家に帰ったのが1時20分前だった。
昼飯は葱肉蕎麦で、葱を汁に入れずにあったので、好みの火の通りで食べたから美味かった。
妻は葱が嫌いでくたくたに煮てあるのは食べられるが、半分生の如何にも葱の風味が強いのが苦手だ。
食後に揚げ煎餅を食べた。

図書館予約してある石原慎太郎の本が準備されないので、調べてみたら貸し出し中であった。
これじゃあ待っても”予約”から”準備できてます”に変わらないわけだ。
大磯図書館で借りることにしてキャンセルしようと思ったが出来なかった。
貸し出し中かどうかを良く見て予約しないといけませんねえ。

読みたい本が手元になくて午後はだらっとしちゃったが、自転車で西友まで酒を買いに行った。
どうも偽酒が不味くてね、やっぱりイケマセン。
妻に料理用として譲って「月桂冠辛口3ℓパック」を買った。
これも本醸造だから、戦前だったら偽酒ってことになるけど、近頃純米酒が甘いというか強いというかベタベタするというか、サラッとしたアル添酒のホンジョーゾーが良くなってきちゃってね。
ちなみに30くらいの時に先輩が「越乃寒梅」を奢ってくれたが、米の匂いがどうもいけなくて、本醸造なら吞めたので、安上がりの奴だなと喜ばれた。
おかき用の餅と落花生を酒の肴に買った。

帰りに八光遊園地で運動をやった。
昨日の夜無茶食いをして今日はお散歩してないから、チョット大目にやったが、家に帰って来たら裏のオジサンに会って、今5㎞歩いてきたところだと云われ愕然とした。
僕より一回り以上上なんだよね。



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公金をチューチューする輩

2024年03月09日 | Weblog
遅く寝たが、どうも5時間で目が覚めるらしく、時計を見たら6:18だった。
ストレッチなどの寝起きのルーティンの運動をして台所に降りた。
昨日、妻はスペイン風の豚肉の煮込みを作っていて、炊飯器にジャスミンライスがあったので温めてメインにした。
シメジと豆腐の味噌汁と造り、桶から4,5日前に漬け込んだ白菜を出したが、ここのところの低温でシャキシャキしていた。
冷蔵庫の昆布と煮干しの水出しでも、感じたが白菜の上がった水がやけにねばねばしていて、今回の昆布はこのとろみが強いようだ。
旨味と連関があるのか知らないが、如何にも美味そうに感じる視覚効果があるね。

今朝は8時半から社会福祉協会の春の集いがある。
この催しは多分国が勧めている事業で、となるとそこに群がっている連中がいて「公金チューチュー」をやっている可能性が高い。
先に断っておくが僕はその実態はまだ知らない、だが、親しい人がその体質が嫌だと云って外へ出て、再びこの活動に協力するのを断っていたので大いに怪しんでいる。
これに限らず税金が投入されると人のカネだと思い扱いが荒くなるからチューチュー専門のやつらが匂いを嗅ぎつけて集まって来る。
僕が思い描いている日本人は、公金であればことのほか潔く扱うものだと思っている。
だが、もうそういった日本人は時代遅れなんだろうか、とすれば国のために戦って自国を守るなんて考えは何処からもやってこないのは、アタリキシャリキのコンコンチキか。

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不在としての死

2024年03月09日 | Weblog
石原慎太郎「生還」1987年を読了した。
死がテーマの小説だが、主人公は末期の胃癌で余命半年から1年であったが、琥珀酸と電磁波で完治してしまった。
その3年半の間家族とは没交渉であり、家族にとっては死んでいる事であり、妻は主人公に友人と出来てしまい結婚することになっていた。
石原は弟の死を喪失感ではなく不在と形容したが、まさにこの小説に描かれたのは不在としての死だ。
その男が3年半ぶりに忽然と帰ってきたのだから、死人が急に蘇って現れたことと同じで、妻と言えども他の男と恋もするだろうし、新たな生活を構築しなきゃあ生きていけやしない。

晩飯は味の刺身、春菊のお浸し、菜花のバタ炒め、鯛の押し寿司で、偽酒を燗して呑んだがやっぱり贋物は不味かった。
それでもチロリで3杯呑み、サミュエルのヴォッカを飲んでから、毎夜同じじゃ芸が無いからサミュエルのカルヴァドスを開けて飲んだ。
やけに食欲が増進していて、柿の種、煎餅、シリアル、パン、チーズ、焼ジャガイモなど、こんなに喰えるものなのかと思うほど喰いかつ飲み、すっかり酔いが回って金曜日の定番である「ドキュメンタリー72時間」を観た。

福島のアイスクリーム屋で極寒の中でも態々車を飛ばして食べに来る人気店、酪農に限界を感じた農家が始めたアイスクリーム屋で、搾りたての牛乳をアイスクリームにしているのが売り、しかも他とは一味違う美味さらしい。
もうだいぶ長くやっているらしく、多くに人に愛されている。
母娘でやって来て思い出を語ったりしているのを観て、思わず涙ぐんでしまった。
ジジイになるとこういったことぐらいで涙腺全開になるから、小便もちびるんだなあ。

その後の漫画家イエナガの番組は居眠っていたらしく、気がついたらユーミンの「青春のリグレット」をモチーフにしたドラマをやっていた。
綿矢りさの原作だったようだが、小説も袋小路なんだなあと思わせる内容で、詰まらなかった。
その後、カヴァーズでユーミンが取り上げられていたので観てしまった。
音楽のほうも行き詰っているんだなあと思いながらも最後まで観てしまい25時15分になっていた。

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