キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

オイルショックを思い出した

2020年02月29日 | Weblog
JA湘南へ自転車で行ったが、日差しは強くて暖かだったが、風が冷たかった。
道行く人たちはマスクもしておらずコロナヴィルスとは距離があるなあと感じた。
安倍首相が学校の閉鎖を奨励したが、地方の長が反発しているのも、そんな事より中国からの入国を禁じるのが先だろうと腹にあるからだろうし、4月下旬までに患者を0にして、そこから28日新たな感染者を出さなければ終息宣言が出せずオリンピックが開けないからという焦りが見え見えなんだからだろう。

JAで買った白菜を漬けた。
気温が低くなっているので、あと一回くらい漬けられるかなあとやってみたが、どうだろうねえ。

音楽を聴きながら日下公人「『情の力』で勝つ日本」を読んだ、中だるみで面白くなかったが、また盛り返して後半面白くなってきた。
妻が鍋焼きうどんで良いかなあと言って来たので、別段喰いたいものもなくいいよと答えたが、二三日前に喰ったような気がするなあ。
八丁味噌で食べた。

プレシネはカトリーヌ・ドヌーヴっ主演の「終電車」だった、もう一度観てもいい映画だったが、金曜日は夜TVを長時間観るので目の事を思って読書をすることにした。
日下公人「情の力で勝つ日本」を2時に読了した。
日本という国が素晴らしい国であることを彼独特の視線で愛情をもって書いていて、読んでいるだけで自信が出てくるが、こういった書物ってそうあるもんじゃない。

妻が買い物から帰って来たので、散歩に出ようとしたら、何処へ行ってもトイレットペーパーが無いと大騒ぎして、これから別のところを見てくるから待っててと言って出て行ってしまった。
トイレットペーパーの原料がマスクの原料と同じで、その内無くなるといったデマがSNSで拡散していて、皆さん買いだめしているらしい、我が家のトイレットペーパーが残り1個なので慌てていた。
まあウォシュレットがあるから無くてもいいんだけど、無駄に慌てていたなあ。
その内、芯無しのトイレットペーパーを2袋抱えて帰って来た。
マル相手に、ああ吃驚した、ホントにねーなどと話しているのが聞こえて来た。
SNSの問題点だな、オイルショックの時のトイレットぺーパー騒動は千里で始まりジワアッと拡散したが、SNSは拡散のスピードが格段に違う。

大磯方面へ散歩に出て二つの公園でじっくりストレッチをやったが、最近つま先を上げる運動をしていて、向う脛の筋肉が付いてきた。
これは転倒防止のほかにO脚是正に効果があると娘に聞いたが、そう言われると何となく脚が真っ直ぐになって歩いている気がしないでもない。

早めに風呂に入り、晩飯まで読みかけだった鈴木邦男の「言論の覚悟 脱右翼篇」を読んだ、読みかけの本が10冊くらいあるので、新たな本に目を奪われず先ずはそれらを読了しようと固い決意をもって臨んでいるが意志薄弱だからなあ、さて。

晩飯には中々いい肴が並んだ。
小田原で朝上がった烏賊の刺身、鮪刺身、鮪ソテ、風呂吹き大根、スティックブロッコリー、カリフラワー寄せもの、パプリカと大根マリネ、鶏唐揚げ。
大吟醸の薄濁り酒と「箱根山純米」を燗して妻と呑んだ。
大吟醸は美味くなかった。
箱根山は最近杜氏が替わりフレッシュ&フルーティになり落ちたと娘が言っていたが、まあまあ美味かった。
二人で吞むと一気に無くなるので、その後は芋焼酎のトゥワイスアップを燗して呑んだ。

7時半から妻と僕で観るTVが違うので、お盆に徳利とつまみを載せて母の居間に移動した。
「美の壺」「新日本風土記」長崎街道「ハムラアキラ」「ドキュメント72時間」ヤンキー・インターン「女子高生の無駄遣い」を観た。
長崎街道は出島から北九州に続く224㎞だが、砂糖が入ってきたルートで甘さが足りないことを長崎が遠いというらしく、カステラも殆ど卵と砂糖で出来ているのを知り意外だった。
長崎のこじんまりした中華街は一度行ってみたいね。
「女子高生の無駄遣い」は来週っ最終回らしいが酷くがっかりした。

遅く帰って来た上の息子が飯を喰っていたので、隣で珈琲を淹れて、高橋是清が日露戦争戦費調達で世話になったジェイコブ・シフの話をした。
これ以降、日本とユダヤ人には深い繋がりがあり、シフには1966年天皇が直接謝辞を述べている。
反ユダヤ主義の帝政ロシアを資金援助してロシア革命を成功させたのもシフと仲間のユダヤ金融資本家達であることなどを話した。
最近ではこのユダヤ資本家を馬淵睦夫がディープステートと呼称していて、ロシアはディープステートが作った人工国家であり、ユダヤ思想と共産主義は同じものであると指摘している。
人モノカネが国境を越えるグローバリズムとも同じだから、世界がどういう論理で動いているか分るでしょう。

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コメント
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