朝母のところへ下の息子と出かけ、30分ほど足のマッサージをやって、帰りがけに渋沢BOの寄った。
ここのところ急によく見かけるが中野剛志「資本主義の預言者」角川新書2015年があり買った。
まあ偶然なんだろうけどね、短期で一気に3冊手に入ったので読めって啓示だろう。
間を置かずに読めば、論旨は繰り返しの部分が多いはずで、かなり頭に残リそうだよね。
大黒摩季「「STOP MOTION」1994年は、CDの読み取り面に傷があって店員が気にしていたが、音質に影響するかしないか微妙なもので、前に買った時にやけに丁寧に説明してくれたオネエサンが、駄目だったらレシートを持ってくれば返品してくれると云ってたので、そんなに迷わず買った。
同じ曲の異なる編曲を聴くのはかなり愉しいよ。
ボクサー姿の写真がいかにも若くてお嬢さんて感じで可愛い、四半世紀が過ぎているんだなあ。
帰りの車で聴いてみたが大した問題もなかった。
それにしても懐かしアルバムを290円で愉しめるんだからいい時代だなあ。
オジサンは過去に生きているから、新譜や新刊もいいけど、古いもので大いに満足でき、あまりカネを使わずに愉しめるように出来ているんだなあ。
ちなみに中野剛志も3冊で330円だから、世の中の仕組みを知るにも大したコストがかからない。
経済書や国際政治学の本は10年経って古びていなければ優れた本だと考えていいから、このカテゴリーは読める古書を漁るのもいい方法だ。
月曜日だったのでプレシネは昼夜あったが、3連休の最終日であったので長尺のいいものを放映したんだと思う。
午後は「Schindoler′s List」1993年米映画を観た。
前に観たと思っていたが初見だった。
先日ポーランドのユダヤ人ピアニストが第二次世界大戦を生き延びた映画を観たが、ここでもドイツ兵が簡単にユダヤ人の頭を撃って殺していた。
安価なユダヤ人労働力で一儲けしたドイツ人実業家のシンドラーが、強制収容所送りで殺される彼らを救おうと、得たカネをわいろに使い1100人程を終戦まで工場勤務させ救うのだが、エンディングで掬われたユダヤ人の子孫がシンドラーの墓に石を積んでゆく姿にぐっときた。
そこまで忘れられないことを他人にすることができる人間はめったにいないものだ。
夜、「世界の中心で、愛を叫ぶ」2004年を観た。
すごく流行った映画で題名だけは知っていたが、内容については一切知らなかった。
書籍もこのころ本屋でよく見かけたと思うが、その頃恋愛小説に全く興味が無かった。
俳優は山崎努だけ見知っていたが、重要な役回りで良かったなあ。
女優は柴咲コウを多少知っていたが、長澤まさみは名前は知っているもの顔を認識したのは初めてだった。
他に松原智恵子は良く知っていて、尾野真千子は主人公の姉役で出ていたらしいが気が付かなかった、天海祐希は分かった。
物語は浜田光男と吉永小百合の「愛と死を見つめて」を連想した。
女の子が白血病になり、もともと健気な子が詩に打ちひしがれてゆく姿は涙を誘うが、悲恋の中でも死によって引き裂かれるのは、相手が永遠に年を取らないからいわゆる結晶作用が一生続くんだな。
恋が破れた時には、人間は自分を救おうとするから忘れようとする力が働くが、深い傷が癒され相手を思うことが出来るようになると再び思うようになるものだ。
恋愛の構造は5000年前から変わらないけど、小説でパターンを書き尽くしてしまったので、純愛は書きにくくなっている。
それで手の込んだ物語にするけど、若い人にとっては初恋なんだからストーリーはシンプルでも描写が優れているものがもっとあってもいいんじゃないかな。
すれっからしを想定するから人工的なものになってしまうんだろうなあ。
ここのところ急によく見かけるが中野剛志「資本主義の預言者」角川新書2015年があり買った。
まあ偶然なんだろうけどね、短期で一気に3冊手に入ったので読めって啓示だろう。
間を置かずに読めば、論旨は繰り返しの部分が多いはずで、かなり頭に残リそうだよね。
大黒摩季「「STOP MOTION」1994年は、CDの読み取り面に傷があって店員が気にしていたが、音質に影響するかしないか微妙なもので、前に買った時にやけに丁寧に説明してくれたオネエサンが、駄目だったらレシートを持ってくれば返品してくれると云ってたので、そんなに迷わず買った。
同じ曲の異なる編曲を聴くのはかなり愉しいよ。
ボクサー姿の写真がいかにも若くてお嬢さんて感じで可愛い、四半世紀が過ぎているんだなあ。
帰りの車で聴いてみたが大した問題もなかった。
それにしても懐かしアルバムを290円で愉しめるんだからいい時代だなあ。
オジサンは過去に生きているから、新譜や新刊もいいけど、古いもので大いに満足でき、あまりカネを使わずに愉しめるように出来ているんだなあ。
ちなみに中野剛志も3冊で330円だから、世の中の仕組みを知るにも大したコストがかからない。
経済書や国際政治学の本は10年経って古びていなければ優れた本だと考えていいから、このカテゴリーは読める古書を漁るのもいい方法だ。
月曜日だったのでプレシネは昼夜あったが、3連休の最終日であったので長尺のいいものを放映したんだと思う。
午後は「Schindoler′s List」1993年米映画を観た。
前に観たと思っていたが初見だった。
先日ポーランドのユダヤ人ピアニストが第二次世界大戦を生き延びた映画を観たが、ここでもドイツ兵が簡単にユダヤ人の頭を撃って殺していた。
安価なユダヤ人労働力で一儲けしたドイツ人実業家のシンドラーが、強制収容所送りで殺される彼らを救おうと、得たカネをわいろに使い1100人程を終戦まで工場勤務させ救うのだが、エンディングで掬われたユダヤ人の子孫がシンドラーの墓に石を積んでゆく姿にぐっときた。
そこまで忘れられないことを他人にすることができる人間はめったにいないものだ。
夜、「世界の中心で、愛を叫ぶ」2004年を観た。
すごく流行った映画で題名だけは知っていたが、内容については一切知らなかった。
書籍もこのころ本屋でよく見かけたと思うが、その頃恋愛小説に全く興味が無かった。
俳優は山崎努だけ見知っていたが、重要な役回りで良かったなあ。
女優は柴咲コウを多少知っていたが、長澤まさみは名前は知っているもの顔を認識したのは初めてだった。
他に松原智恵子は良く知っていて、尾野真千子は主人公の姉役で出ていたらしいが気が付かなかった、天海祐希は分かった。
物語は浜田光男と吉永小百合の「愛と死を見つめて」を連想した。
女の子が白血病になり、もともと健気な子が詩に打ちひしがれてゆく姿は涙を誘うが、悲恋の中でも死によって引き裂かれるのは、相手が永遠に年を取らないからいわゆる結晶作用が一生続くんだな。
恋が破れた時には、人間は自分を救おうとするから忘れようとする力が働くが、深い傷が癒され相手を思うことが出来るようになると再び思うようになるものだ。
恋愛の構造は5000年前から変わらないけど、小説でパターンを書き尽くしてしまったので、純愛は書きにくくなっている。
それで手の込んだ物語にするけど、若い人にとっては初恋なんだからストーリーはシンプルでも描写が優れているものがもっとあってもいいんじゃないかな。
すれっからしを想定するから人工的なものになってしまうんだろうなあ。