キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ワールドカップ

2018年06月26日 | Weblog
ワールドカップを午後から夜にかけてテレビで見ていると癖になるね。
日本だと夜から真夜中に放映されているはずで、よほど熱心な奴じゃないとなかなか観る気になれないが、起きている時間の時間帯でやられるとついつい観てしまう。
まあそうするといろんな国があるのがわかったりして面白いのだが、1日がサッカー見物に費やされてしまう。
予選も押し詰まってくると、3試合目の予選最終戦では得点を奪った瞬間に順位が大幅に変わることがあって、1分間で順位が逆転しまったりしてね。
そんな時には画面が左右に出るんだけど、盛り上がるように同じグループの試合を同時にやるように仕組んでる。
小学校で野球をやり中学で陸上やったが、 実を言うとサッカーをやるのが一番良かったような気がする。
足も11秒台で早かったし長距離もかなり走っていたので、90分を走り続けることもそれほど苦ではなく、器用な方だったが小さい頃からボールを蹴っていないのでボールの扱いはたいしたことなかったけどね。
ワールドカップの試合を見ていても若い頃だったら多分できそうだなと思うようなシーンが多い。

27日の早朝にバルセロナからアムステルダムに行き、午後の便で成田へ 向かい、朝早く成田に着いて昼過ぎには家に帰れるように思う。
となると日本対ポーランド戦がその日の夜11時に放映されるはずで、家族にお土産のチーズをつまみに樽出しのノンフィルターのシェリーフィノを飲んで一緒に応援しようと誘いをかけている。
多分家に着いたらインスタントラーメンを食べ、眠くなって夜に起きて、11時には目がぱっちり覚めているだろう。
海外から帰るとだいたいインスタントラーメンを食べているが、それは帰る時間がはっきりしないので、家人が食事の用意をしてないために とりあえず自分でインスタントラーメンを作って食べるためだが、、、インスタントラーメンには多分ヨーロッパで不足していると思われる味がほとんど入っており、欲求不足を満たすのに一番手っ取り早い食品なのだと思う。

さてバルセロナから出発の朝だが、4時45分の朝一番のバスに乗ることになっていて緊張したのか眠れず、多分2時過ぎに眠りについたと思うが、 4時の目覚ましで飛び起きて風呂に入りスーツケースをパックして慌てて下に降りた。
既にこのバスに乗ると思われる宿泊客が一階のバーでコーヒーを飲んでいたが、 出発の雰囲気は微塵も感じられずやや不安に思ったが、バスが忽然と現れ時間通りに出発した。
まさか時間通りに出発するとは思わなかった。
スペインは割と時間に正確だが、ここまでとはね、だがバスに乗って周りの客がみんな英語を話してるのを聞いて英語圏の人たちが乗ってるんだなぁと思い、 スペインとは関係ないこたなのかなと思った。

空港に着くとチェックインカウンターはものすごい人だかりで 参ったなぁと思ったが、 係のおねえさんに聞くと、 あなたはプライオリティクラスだから真ん中のところでやれると言われ そこで並んでいたら5分とかからずにチェックインできた。 アムステルダム成田間はビジネスクラスのチケットだったが、バルセロナアムステルダム間はビジネスが取れず普通のチケットだったが関係ないらしい。
カウンターのおにいさんもやけに愛想よく日本語を交えながら対応してくれて、あっという間に搭乗券を発行してくれた。
そんなわけで搭乗時間小一時間前にゲートに着いてしまい、乗り遅れるんじゃないかという心配は杞憂に終わった。
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バルセロナの一夜

2018年06月26日 | Weblog
いよいよ鯨海岸の前のリゾート地区から出発する日が来てしまった。
10日ほどいるとやはり去るのは寂しいもので、家に帰りたい望郷の念とここに残りたい気持ちが相半ばするところまではいかないが、ちょっと後ろ髪を引かれる気持ちになるもんだ。
やはり世界中でどこがいいって自分の家ほどいいところはなく、まずそう思えることが幸せだし、日常が惰性に流れるのを防ぐために時々旅に出られるのも幸せだ。

今は友人の車で送られヘルスの空港の待合室にいる。
本当に小さな空港で1日数便しか発着しないのだろう、セキュリティチェックも誰もおらずほとんど素通り状態で、1時間半前にきたが、まさにそのまま一時間半待つことになってしまった。
空港の食堂はやけに高いと言うので途中で買ってきてサンドイッチを頬張った。
バルセロまで乗る便は表向きはイベリア航空だが、実際に運行しているのはいわゆる格安航空会社で、機内で飲み物やスナックは出ないことをバレンシアからセビリアへやってくる便で知ったので、途中の街道沿いのレストランでサンドイッチを二つ作ってもらって持ってきた。 
空港の食堂で何か食べようと思ったが、空港での飲食はべらぼうに高く金をドブに捨てるのと同じことだと友人が言うので、その忠告に従った。
実際に空港の食堂で値段を見てみたが、世間相場の3倍はする価格で、いくらなんでもこれはないだろうとぶったまげた。
どうりでこちらへ来る便で隣に座った若い女性がおもむろに、バッグを開けて手作りっぽいサンドイッチを頬張り出したわけだ。
このサンドイッチを買った食堂では、カウンターの向こうのおねえさんが、トマトのソースは塗るかと聞いてきたので、ベトつくからいらないと断ったら、これがないとまずいと言ってパンにソースを塗りつけて食べさせてくれた。
なるほど新鮮なトマトにオリーブオイルとガーリックが入った、なかなか味わい深いソースであった。
おねえさんの勧めに従って片方の西洋風焼き豚のサンドイッチにはソースを塗ってもらった。
待合室でもう一つのソーセージのサンドイッチのほうを食べてみたら、パサついてコーヒーかワインがないと食いにくい、やはりおねえさんのおすすめが正しかったなあと思いソースがついたサンドイッチを食べた
た。

窓側の席だったので、最初は畑や山の風景だったが、バレンシア辺りから海岸線に出たので眼下に海の風景を眺めながらゆったりとした気分でバルセロナまでやってきた。
バルセロナ空港の荷物の引き取り場所が分かりにくく 一度出たゲートを逆戻りして係のおねえさんに聞いてようやくのことで荷物を引き取ることができた。
宿泊するホテルに電話してバスの乗り場を聞いたら すらすらと英語で話せて、相手が言っている英語もよくわかった。
他に英語の勉強など何もやっていないので、いよいよ1年2ヶ月の間毎日のように映画を見てきた効果が出てきたのかもしれない。
こういう努力をしないで効果が出てくるものっていうの好きだなあ。

ホテルは前回とはす異なり空港にすごく近いところではなく、やや街中に入ったところで、なかなか良いポジションにあり、部屋も素晴らしく良かった。
ただし問題点は一泊の料金が100ユーロを超えていて、明日の4時過ぎにはチェックアウトをしてしまう点だ。
せめて11時から昼のフライトであったら心置きなく夜遊びができるんだがねえ。

今朝早く起きたのでちょっと疲れていて、コーヒーを沸かしてサンドイッチの残りを食べながらフランス対デンマークを観た。
窓からの風景も良く窓際のテーブルで飲み食いしたが、結構満足してしまい、受付で聞いたレストランへ晩飯を食いに行く気力がなくなった。
空港近くの周りに店もない、無味乾燥なホテルだと思って、サンドイッチも大きいの2個持ってきたが、ちょっとこの環境を考えると残念な気もする。
まあそれでも海外ではホテルの部屋が良いとベッドにひっくり返って本を読んでいることが多いので、そのだらだらした感じが嫌いじゃないんですけどね。 というわけでバルセロナの一夜と言っても、部屋の中で静かに過ごして終わっちゃうんだろうなと思う。
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