キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

本の軽さ

2017年01月18日 | Weblog
小室直樹を読んでいるが、これだけマスコミやマスコミが作り出したニーム(空気)をものともせずに本を書いた人物はいないのではないか。
マスコミにとっては出てきてもらっては困る人物なので、無視されているが、マスコミに飼い慣らされている御用学者にとっても困る人なのでアカデミズムからも無視されている。
それでも昨日、芳林堂で山本七平との共著が新装版で出ているのを見た。
山本七平と共に一部の人たちに支持され根強い人気があるようだが、実は学者やマスコミの人達が密かに読んでるのではないかと思う。
そのくらい古今東西の碩学の理論に基づいた、基本的で優れた論旨を特徴的な文体で展開している。

昼、「敦煌」で酢豚を食べる。
最近は店の女の子二人とオニイサンがやけに歓待してくれる。
皆さん一人客は丸テーブルにへばりついているのに、4人がけのテーブルを用意してくれた。
何時ものように冷奴をスープに放り込んで冷まして飲んで、玉葱とピーマンを食べ、揚げた肉を食べる。
ご飯とザーサイも美味い。

JRAのTJLを聴きに行くが、日曜の京都競馬が大雪で中止になって振替日で今日競馬をやっているとのこと、お陰でTJLは中止になったことを警備員とJRAの人から聴いた。
JRAの好意でTJFが行われているのだから本業優先となるのは仕方が無い。

有隣堂でゆっくりと本を眺める。
亀和田武「60年代ポップ少年」小学館 2016年10月を購入するが、この本を買ったような記憶がなくも無い。
念のため最初のほうを読んでみたが、記憶に無い。
だが油断は禁物、50ページくらい読むとにわかに記憶が蘇ってくるのが最近のパターンだ。
もし、二冊目なら二回読んで身に付いたと思うようにしたい、だが何が身に付くのだろう。
この日との本て軽いところがいいんだが、軽さって熟読すると身に付くのかなあ。
コメント
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