キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

小田原ナイトクルージング

2017年01月14日 | Weblog
午後から小田原の客先を回り、新年の挨拶とサプライヤーのニコラとの訪問の打ち合わせをする。
意見の業務店では、ディナーをして客先への販促をする打ち合わせをした。
長い間うちのワインを扱ってくれていた魚の美味い居酒屋は、ソムリエが入って自然派ワインをやりだしたので、最近は取り扱いがなくなった。

夕刻、知人と蕎麦屋で待ち合わせて、箱根山、箱根街道という地酒を冷と寒で飲みながら、板わさ、鰊甘露煮、漬物、もりを肴に軽く飲んで、二軒目で件の居酒屋に場所を替えた。

そこでも地酒を頼んで、冷と燗で味わいを比べてみた。
肴は、小田原産の鋒鋩と鰆の刺身、干瓢巻をつまんだ。

三軒目は釜飯屋で酒を飲んだが、さすがに釜飯は食べられず、焼鳥(ぼんじり、つくね、皮、手羽先など)板わさなどを肴にした。

来週は、ニコラをつれて湘南をクルージングすることになるが、新春の城下町は風情があっていい、とくにこの夜は満月で清冽な月が南天に輝いていた。

金曜日は藤沢・辻堂・茅ヶ崎の客先の調整をした。
結局吞んでしまうので、準備費用に持ち出しが嵩む、小田原ナイトクルージングと、茅ヶ崎ナイトクルージングで随分財布が軽くなった。
軽くなった財布を朝見ると寂しい気持ちになる。
そんな時に家人が厚みを感じるくらいにしておいてくれりゃあ、気持ちよく家を出られて、きっともっと大きな人物になれたのではないか。
随分前に、家人にこのように言ったら、「無い袖は振れない」と言われた。
女はしみったれでいけません。

酒は自前で飲まないと身に付かないし、飲むときに金のことを考えるようなら、飲まないほうがいいと思っていた。
もう充分身についてなきゃいけない筈だが、未だ道半ばだ。
酒好きの親父も晩年は甘党になり、飲んでも「美味かねえなあ」と言い出したからブッタマゲタ。
そんな日が来る前に、もう少し修業を重ねて置くことにしよう。
コメント
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