キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

1970年代の青春

2014年10月26日 | Weblog
原宿へ行くのに平塚発の湘南新宿ライナーに乗るため、早めに行きさくら書店を眺めた。
朝刊の広告で購入を決めていた、黒井千次「老いの味わい」中公新書、吉田類「酒場詩人の流儀」中公新書を買い、店頭で気になった西村健太「一私小説書きの日乗」角川文庫も買う。
荷物になるのに出掛けに買わなくてもいいのだが、持っているだけで幸せなんだから仕方がない。
読書家ではなく愛書家と云うやつだ。

竹下通りは想像を絶する混雑であった。
ガキが多い街だが、それに結婚式の参加者が加わって、ドレス姿とコスプレの大競演、地方から東京へ出てきた人が祭りじゃないかと思う気持ちが良く分かった。
聞くところによれば一日50万人が通ると云う。

かつての若者20人が集いワインを飲みながら懐古談と近況などを幾つかのグループに別れて話した。
程好いところで二次会へ流れ、かつてのラブアフェアについて真相を質す。
既に時効になっていて感情の凝りもほぐれているから、長い間の疑問が氷解し、あからさまな真実が楽しい。

昔惚れた女が今も美しくいてくれるのも嬉しい。
コメント
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