しゃれた贈り物

過日当社のチリワインを運んでくれているＤＨＬの方がみえ、社長就任のお祝いに花束をいただきました。ここの会社のカラーは渋い黄色地に少し黄色味を帯びた赤の字でＤＨＬと統一されているのですが、いただいた花束はチューリップ、バラ、ガーベラ、ストックで黄色から濃いオレンジに色相を統一した華やかな春の花で構成されており、送っていただいた方の名前も春美さんです。このカラートータルコーディネートしゃれていて感銘を受けました。

人に贈り物をするときにはその送り主のセンスが問われ、存外難しいものです。嵐山光三郎さんの不良シリーズを読んでおりますと、人に物を送るなら贈るのが惜しいと思うよなものを贈れ、と書かれており、無策な贈り物をするくらいなら贈らないほうがましだとも書かれております。彼は銀座徘徊のおり、面白い欲しいと思ったものを十個二十個と買い溜めしといて、機会が有る毎に人に贈っているとの事ですが、中々良いアイディアだと思います。しかしこの方法私のような○ビの人間には中々厳しく実現困難ですね。

毎日机の上に花を飾って見ておりますが、この花を見ていると贈り主の才能センスが感じられ気持ちの良い毎日です。きっとこの贈り主は辣腕の営業レディーに間違いないと思います。