キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ヴァルファルモサ滞在記 1月25日

2007年02月22日 | Weblog
今朝は湘南良いお天気です。これから今日は月一度の役員会が名古屋で開かれるため出かけます。朝飯を食べたばかりで昼には何を食おうかと考えている自分が浅ましく思いますが、食の業界に居る以上原始の欲望食欲を持ち続ける事は最低限必要な事だなあと思います。何を食おうか、何を飲もうかと思わなくなったらこの仕事終わりにしなければいけません。さて、随分遅れてしまいましたが予告しておいたヴァルファルモサ滞在記です。3月のフーデックスにもまたやって来ますのでここで少し知識を得て、ぜひともブースへお立ち寄りください。

1月25日(木)バルセロナからヴィラフランカへ車で移動
ヴァルファルモサの根拠地は、バルセロナから車で小一時間のヴィラフランカ、
ここに本社を置く。小さな町で皆さんフレンドリー、ワインが主要産業のためかワイン関連業に従事している人が多いような気がした。ヴァルファルモサは近郊9箇所に畑を持つ。

先ずは市内のレストラン、Cal Tonで昼食を社長の息子オリオールと取る。人気のレストランらしく町の人が多く来ていた。後で伺ったことだが会社の人もここがこの街で一番といっていた。リゾットのような米料理がメインで絶品であったが、総ての料理が美味であった。なししろくどくない。ヴァルファルモサのガラをあわせたが、現地の料理とは当たり前のことに良く合う。帰りがけ、Restaurant L’Hereuで近所で製造されているブランデーを飲む。この情報を送ってくれることになっているがまだこない。

さて飯を食ったところで、これからオリオールとぺネデスに分布するヴァルファルモサの所有畑を散策に出かけるのですが、その前にぺネデスについての基礎知識を少し。ぺネデスは全体で26,000ha、そして大まかに上中下と3地区に分けられています。

下ぺネデス 標高200m~240m位 地中海性気候の影響で温暖で乾いた夏。伝統的な白品種チャレロとマカベオが栽培されています。赤はテンプラニージョ、ガルナチャ、カリニェーナ、モナストレル

中ぺネデス 下と上の間 気温が低くカヴァ用品種のチェレロとマカベオが栽培されています。輸入品種としてカベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネも広く植えられています。また、マスカット、ソーヴィニヨン、メルロも栽培されています。

上ぺネデス 標高800mからそれ以上の内陸部にあたります。パレリャダが伝統的な主要品種として植えられ、輸入品種としてマスカット・オヴ・アレクサンドリア、ソーヴィニヨンブラン、リースリングが植えられています。

おっとすみません、もうボツボツ出かけないと新幹線に乗り遅れちゃいます。小田原に止まるひかりは一日にほんの僅かで、これに乗り遅れると午後の会議に間に合いません。それでなくても業績が悪いのに、遅れたりしたら大変です。日本の会議は出ていることに価値があるわけですから、内容は空疎でもとにかく参加しなくちゃ。続きはまた明日。

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