内容(「BOOK」データベースより)
少女が神隠しに遭い、居るはずのない子供たちの笑い声が聞こえる…。「化け物屋敷」と噂される友人宅の古家に滞在した「私」は、いつしか「家が見せる夢」に憑かれていく―(表題作)。雨の夜、裏路地に蹲る影。それは雨粒が象った朧気な女性の輪郭だった。妖しい美しさに惹かれた男は…(「幻の女」)。怪異蒐集家としても名高い著者による、甘美な幻想譚7編。
美しい家
迷い子
シーボーン
悪夢
幻の女
緋毛氈の上
金ラベル
読書備忘録
美しい家
古くて決して美しくはない家
美しい・・・
そうだよ、海だったんだよ。埋め立てる前は。そんな景色が見えるのか!
迷い子
東京のお話なのだけれど、お名前が屋久島さんなので、そのたびになぜか島の屋久島を思ってしまった。
シーボーン
これがぞわぞわと怖かった。無事でよかった。
何も考えずに海で泳いでいた時期があったけれど、沈んでいるのよね・・・なんてことないものが。
そんなのみつけちゃうと、シュノーケル、ゴボゴボ!
緋毛氈の上
てっきりまだ・・・と読んでいたけれど、もうあっちに?
あー、よかった。
夜歩道橋を渡るときは・・・
そもそも歩道橋は怖い!挟まれたら逃げられない!・・・そういうお話ではないのですが。
幻想的な世界が広がっていた。
★★★★★