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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

改憲への高速道路建設へ

2017年10月23日 09時51分54秒 | えいこう語る

▼日本列島の隅々まで道を舗装した、政治ゼネコン大手の「土建自民党」。1964年の第一回東京オリンピックには、高速道路や新幹線を走らせた。その後、紆余曲折あったが、ひたすら技術を磨き、2020年の東京オリンピックまでには、憲法改正への新たな高速道路の建設を目指すことに決定した。

▼今回の衆議院解散選挙。森友・加計学園問題で苦境に立たされたアベ政権が、まさかの解散という奇襲作戦に出た。だがそこに待ったをかけたのが「みどりのタヌキ」だ。「土建自民」は一瞬驚くふりをするが、もともとこのタヌキは「土建自民」に席を置いていた改憲派だ。出戻りを許し、大きな椅子の一つも与えれば、喜んで復縁するというのは、地下の改憲派主催の宴席で、この「みどりのタヌキ」はそう“希望”しているようだ。

▼解散は、イチかバチかに見えたが、実は戦略を相当練っていたようだ。「みどりのタヌキ」が「アベ一強を許さない」という、国民の心を煙に巻く、大ボラを吹聴する。この勢いを利用し「土建自民」は、野党第一党の「民進党の壊滅作戦」に出る。民進の仮面をかぶった自民と言われる、改憲派の前原誠司に囁く。「天下分け目の戦いだ。野党第一党を分裂させろ」との天からの声だ。

▼民進党首前原の、政治映画史上永久に残る「最低の仁義なき戦い」が上映される。内容は、まさかの「みどりのタヌキ」と盃を交わす場面だ。親分が寝返りをうったため、残された子分たちは、俄然任侠道に目覚め「立憲民主党」を組織した。もともと、義理人情に篤い国民がそれに拍手し、野党第一党の議席を確保させた。男を上げたのは枝野幸男だ。大きな福耳に、国民は「大黒様」を重ねたのか。

▼結果は、「排除」という腹黒さを見せた「みどりのタヌキ」が伸びず、まさかの「枝野大黒党」が2着に入り、購入した馬券が大穴となり、さすが大黒様と称賛される。野党第一党の民進は、天の声のお告げ通り解党を余儀なくされる。その結果、国内の政治勢力は、自公大勝、さらに改憲勢力が7割を超すという「土建自民」の改憲高速道路の早期建設に拍車をかけさせる羽目になった。

▼昨夜は、こんなレベルの低調な夢だった。夢の最後にアベ総理が笑顔で現れ「土建自民党は、この道を作ることに死力を尽くします」と満面の笑顔を見せた。

▼エンディングのBGMは『♪この道はいつか来た道 ああ そうだよ 国民が支持したからよ♪』と聞こえたような気がしたが。