▼永田町に、新しいクラブ「希望」がオープンした。その百合子ママの店に、他の店から大量にホステスさんが移籍しようとしている。ママとて、人材を確かめないで雇えば、高級クラブがキャバレーと化してしまう。人材の選別を始めるが、ママの意にそぐわないような感じのするホステスさんたちは、面談で断られるとプライドが傷つくので、協力して新たな店を立ち上げる準備を始めているようだ。客も、新しいクラブに行こうか、それとも昔の名で出ているなじみのホステスさんがいる、リニューアルした店に行こうか、思案する毎日だ。
▼思案していると、どこからともなく聞こえてきた曲がある。イタリア映画の巨匠、ピエトロ・ジェルミ監督の、映画「誘惑されて棄てられて」のテーマ曲だ。街路樹が色好き始めた永田町界隈に、哀愁をおびたこの曲は、寝不足気味のホステスさんたちの心を、揺り動かしているに違いない。さらに、この監督のもう2曲の映画音楽「鉄道員」のテーマ曲と、「刑事」のテーマ曲「死ぬほど愛して」も、ホステスさんたちの心に響いているに違いない。
▼今日から10月だ。周囲の山々も、少し色好き始めてきたようだ。桜の春も感動的だ。ヒマワリの夏も素敵だ。秋には、枯葉が枝から別れる。人生を回顧させられる秋も好きだ。もちろん、白銀の世界は、北海道らしくて大好きだ。それもこれも、世の中が平和であってのことだ。
▼戦後72年。平和日本に生まれてよかった、ということに感謝し、今回の投票に臨みたい。