ドラマ 「わたしを離さないで」 第９話 ＊感想＊

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陽光学苑の教育は正しかったのか、否か。
いったい何が正しいことなのか。

８話で視聴者に問いかけていたことを、
今回も再び、視聴者に問うてきた、、そんな印象。
そして、恵美子（麻生祐未）もまた、自身にずっと問いかけていたのねぇ。

「他にやり方がありましたか？
　教えてください。
　私は間違っていましたか？」

こう尋ねる恵美子の言葉が印象的だ。
「私は間違っていましたか？」という言葉など、３回くらい使われていたよねぇ。
恵美子はずっと、あのように反芻してきたのかしらねぇ。
いや、せめて、そうであってほしい、、
そんな風に思ったなぁ。

自身の出生の秘密を知った際の感情、、
陽光学苑の教育に込められた願い、、
提供者たちへの想い、、
状況を少しでも変えていこうとする意志、、などなど、
率直に語られる恵美子の言葉は印象的。
身勝手さや、強欲さ、、
見て見ぬふりをする嫌らしさ、、
そんな、人間の恐ろしさを強く感じさせる部分は強いインパクトがあったよ。


「結局、言い訳聞かされただけだよな。」
という、友彦（三浦春馬）の言葉も印象に残ったなぁ。
そうだよねぇ、、彼にしてみたら、そうとしか受け止められないよねぇ。
恵美子の考えは正しかったと、前回のストーリーで捉えていた恭子（綾瀬はるか）との違いも印象的。
置かれている立場や状況によっても、受け止め方は様々だろうし、
状況の変化によって、その思いは様々に変わっていくのだろうなぁ。
やり切れなくなり、感情が爆発していく友彦の姿が哀しかったよ。
車の窓に映し出される友彦の表情が切なかったよ。

次回はいよいよ最終回。
この陰鬱なストーリーを、どのようにまとめていくのかしら。
何が描かれていくのか、、とても気になる。


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ドラマ 「スペシャリスト」 第９話 ＊感想＊

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こりゃあ須賀和也が怪しいぞ、、
須賀和也の遺体を発見した警察官も怪しいぞ、、
な～んてコトを思いながら、前回を視聴し終えていたのだけれど、
クソ～、、ちっとも見抜けなかったよ～っ。
こねくり回した感じがいいわぁ。

それにしても、佐神（上川隆也）ったら、
宅間（草なぎ剛）との対面会場の設営にえっらい情熱を注いじゃってたわねぇ。
チョイとチープな感じやら、
チョイと寒～い感じやらも漂う演出ではあったけれども、
須賀和哉が絡んだトリックにしても、、
佐神と宅間の対面にしても、、
“我々”の真相にしても、、
エンタメ感タップリで楽しめたよ。

「あんたが我々を作ったんでしょ？」
「なんだ、あんたじゃないんだ。クイーンだったんだ。」　
この安西桂子（井上和香）の言葉は、あのような意味だったのねぇ。
あんなアホな計画を立てていたコトや
あんなアホな失態をしてしまったコトを、
この世から消し去ってしまいたいという気持ちは分かるけどさぁ、、
あんなコトで、我々を作ったなどと言われ、命を狙われるだなんて、やり切れないよねぇ。
でも、我々に関わった者を抹消するという目的だけが、一人歩きしてしまうというのは、
チョイとありそうな気もして面白い。

いやぁ、、最終回に向けて盛り上げに盛り上げてきた感じよねぇ。
どのようなストーリーで魅せてくれるのか、楽しみだわぁ。


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