Lee's Diary

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ドラマ 「わたしを離さないで」  第10話(最終回) *感想*

2016-03-19 | 冬ドラマ(2016)感想
番組HP

いったい、どんなふうに最終回をまとめているのだろうか、、
それが一番気になっていたことだったんだけど、
さすがというか、、なんというか、、
しっかりとまとまっていて、納得させられる最終回だったなぁ。


「あなた達からすれば、身勝手な善意でしかない。
 あなた達の命が役に立ってますって言われたところで、それが何?って話よね。
 でも私は、私は、その事実に少し救われた。
 救われて、しまった。
 そこに感謝があることに。
 生まれてきてくれて、ありがとう。
 ありがとうございます。」

この龍子(伊藤歩)の言葉がとても印象的だ。

5話に登場した古着屋の店長(大友康平)の言葉を思い出したなぁ。
「あげるよ。
俺らが君達からもらったもんに比べたら、こんなもん、、、。ありがとね。」
この言葉もとても印象に残っていて、
ああ、、この世界には、こういう人もいるんだと、少しだけ気持ちが明るくなった気がしたんだよねぇ。

だから、龍子が、サッカー少年・ヒロキくんの父親の気持ちに救われたという気持ちには共感できたなぁ。
「救われて、しまった。」
この言い回しがいいよねぇ。
提供者たちのことを思ったら、こんなことで救われてはいけないのだという罪悪感のようなものも感じたよ。
でも、やはり、どうしようもなく救われてしまった、、
そんな龍子の感情が伝わってきたよ。
そして、彼らが生まれてきたことを心から感謝する龍子の姿に、私もまた、救われた思いがしたし、
あのようなことを言うことしかできない、あの状況に、やり切れない思いがしたよ。


8話での美和(水川あさみ)に引き続き、
最終回では恭子(綾瀬はるか)から語られた「私を離さないで」。
あのような残酷なかたちで、先に逝くのはもちろん辛いけれど、
ただ一人取り残され、寄り添える大切な人がいなくなってしまった恭子の状況も辛いよね。
友彦(三浦春馬)の元へと向かおうとする恭子の姿が哀しくてならなかったなぁ。
けれど、友彦に救われた恭子が見せた最後の姿には、
哀しさだけでなく、残された時間をしっかりと生きていこうという意志も感じられたよ。
そして、恭子の想いや感情の変化を幼少期からずっと見守ってこれたことへの満足感のようなものも感じたよ。


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