Lee's Diary

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ドラマ 「無痛 診える眼」   第10話(最終回)   *感想*

2015-12-17 | 秋ドラマ(2015)感想
為頼(西島秀俊)の大演説で魅せる最終回ね。

人間は醜い。
だが、諦めるつもりもない。
俺は、人間であることに絶望したくない。
恨みも、憎しみも、痛みも、悲しみも、乗り越えていけるのが人間だと思いたい。
悪意を向けられれば、報復せずに断ち切りたい。
無理かもしれない。
でも、死ぬまでそう思い続けるのが人間だと思いたい。
俺は、妻を失った悲しみを一生抱えて生きていく。
痛みは私だ。
そうだ。
それが生きていくといくことなんだ。
妻は人の最期というものを見せてくれた。
決して美しいものではない。
辛く、醜いものだ。
だが、そこから目を逸らしてはいけないんだ。
なぜなら、人とはそのような生き物だから。

などなど、、為頼の言葉が最終回で最も心に残ったことだったなぁ。

久留米(津嘉山正種)が自身の痛みを特別なものとして捉えている様子を見せられたときには、
その心情がいまひとつピンとこなかったというか、
難しすぎて、理解できずにいたのだけれど、
こうして、為頼の口から分かり易く語られると、納得はできるわねぇ。
納得はできる。
納得はできたよ。
だけど、私に為頼の言葉を受け入れるだけの強さがあるかな、、。
できるものなら、どんな痛みだって緩和したい、、忘れてしまいたい、、そう思ってしまうのは弱いかな、、。
そんな風にも思ってしまったなぁ。
たくさんの経験を積んできた医師であり、愛する妻を看取った夫である為頼の言葉は、
あまりにも説得力がありすぎて、とっても重く感じられたよ。

生きるということ、、
痛みと向き合う意味、、
痛みを抱えて生きていく覚悟と強さ、、
などなど、、
まさか、こんな深~いコトを考えさせる最終回になっていようとは、、思いもしなかったよ。


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