プレミアムドラマ プラトニック 第８回（最終回） ＊感想＊

＊　「オネスティ」　＊

まさか、あのようなカタチで青年（堂本剛）が意志を貫くことになるとは思っていなかったよ。
もちろん、青年があのような選択をすること自体は、予想のひとつとしてあったけれども
（野島伸司さんの脚本だもの、やっばり予想しちゃうよね。）
アレは予想してなかったなぁ。
青年の意志を貫かせるとするならば、あのカタチってスルッとハマるわよねぇ。
防犯カメラがとらえた映像が効果的に使われていて面白いわよねぇ。
刃先を誘導する青年の姿や
沙莉（永野芽郁）から教わった笑顔の作り方をやって見せる青年の姿に
彼の哀しいほどに深くて強い想いを感じることができたよ。
「お願いです。だから、それでも、私は、僕は、俺も、彼女を救いたい。」
自分の呼び方が次々と変わっていく彼の台詞が印象的。
沙良（中山美穂）によって、時おり垣間見ることのできた青年の素の部分を、こんな風に見せられることになるとは・・。
彼女を救いたいのだという心からの願いなのね。
自分の願いを、どうしても倉田（尾美としのり）に分かってもらいたいのね。
スローモーションでの紗良の哀哭、、ラストのエピソード、、
最後までドラマチックに描かれたストーリーを、このドラマの世界を、堪能した気がするよ。

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おやじの背中 第１話 ＊感想＊

＊　圭さんと瞳子さん　＊

とても好きなドラマだ。
「圭さん」、「瞳子さん」、と互いに呼び合うあの感じ・・
二人それぞれが相手を大切にしていることが分かるあの感じ・・
圭さん（田村正和）と瞳子さん（松たか子）、、二人の暮らしに漂う優しくて穏やかなあの感じ・・
冒頭から惹きこまれてしまったよ。
二人だけの優しい世界、二人っきりの穏やかな世界、、
その世界には、儚さや哀しさも感じられてしまうものだから、泣きたくなってしまったよ。

田村正和さんと松たか子さんが素晴らしかったなぁ。
発作を懸命に我慢しようとする瞳子・・
夜を独りで過ごす瞳子を心配して、瞳子の元へと駆けつける圭太郎・・
瞳子を抱きしめる圭太郎と、怯えた表情を見せる瞳子・・
二人だけの世界にいる瞳子と圭太郎が切なくて、泣いてしまったよ。
瞳子が抱えてきた悲しみや苦しみ・・　
妻を亡くした悲しみを胸に、瞳子を守ってきた圭太郎の姿・・
互いに支えあって、二人だけの大切な世界を守ってきたことを知って、泣いてしまったよ。

瞳子が歩み出すきっかけが、思いがけないところで、圭太郎の隙をついて生まれるというのも面白かったなぁ。
複雑な感情を滲ませる圭太郎が可愛い。
田村さんって、チャーミングな俳優さんねぇ。
「おめでとう。瞳子さん。」と圭太郎が祝福するラストシーンでは、
私も、瞳子さんと圭さんに祝福の言葉を送りたくなったよ。

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