プレミアムドラマ プラトニック 第７回 ＊感想＊

＊　「約束」　＊

武彦（吉田栄作）ったら、プラトニックの本質を追い求めて、マーサおばさん（加賀まりこ）のトコロにまで行ったのねぇ。
男と女が奥のほうで繋がる不思議・・　そのカラクリを究明しようとする武彦が可愛い。
武彦と雅子が語っている内容と、ダンスと、武彦のガサツな口調・・この組み合わせがシュールすぎて笑える。
惨めで、みっともないところに、男と女が奥のほうで繋がるヒントがある・・マーサおばさんが言うと妙に説得力があるわぁ。
アイツは来ないぜっ。　奴はどこにもいない。　もう戻ってこないんだよ。
そんな出会いだったんだ。命が助かれば終わりなんだ。
武彦が沙良（中山美穂）の前で見せた悪態だって、惨めでみっともないコトだと思うのだけど、アレではダメなのかしら。
ダメなのよねぇ・・きっと。
愛されたい人と愛する人が交じり合い、心が満たされる・・　周りの空気が澄んでいるように感じる・・
紗良と青年（堂本剛）の関係のような域に達するって、奇跡みたいなもんなのよねぇ・・きっと。

武彦の呪詛に惑わされつつも、約束の場所に行ってみる紗良も印象的。
二人の関係はどのようになっていくのかしらねぇ。
「いちど繋がったはずの世界が少しずつ揺らいでいったのは、あの頃からでしょうか。」　という　冒頭の紗良の語りや
生きる希望ができたことを喜ぶ青年の様子や
目を閉じたままの紗良と、目を開ける青年という映像など、、
アレやコレやと先のストーリーを想像したくなる要素を味わって
省吾（前田公輝）の力にドギマギさせられてしまう第７回だったよ。
省吾も独特の味わいがあって、魅力的なキャラクターよねぇ。

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