ヤングサスペンス・殺人偏差値７０ ＊感想＊

大切な予定に遅れてしまう・・
ダメだ・・　もう間に合わない・・　ああ・・・・・
アレって恐怖よねぇ。
あの恐怖って、夢の中でしか体験したコトはないのだけれど
宮原圭介(三浦春馬)の焦燥やら、取り返しのつかないことをしてしまったという後悔やら、、圭介の心理は理解できるし
何とも嫌～な感覚を圭介と共に味わうことができたよ。
その後の圭介の行動や、圭介が追い詰められていく様も緊迫感があって面白かったのだけど
圭介がバイトを紹介されて以降の流れは、あまり面白く感じられなかったなぁ・・・。
圭介の心理状態を描写しているため、あのようになってしまうのかもしれないけれど
似たような状況を何度も何度も見せらているような印象が強くって
前半に感じたテンポの良さや緊張感が感じられなくって
チョッと物足りなかったよ。
田中宏志(城田優)や謎の女（栗山千明）の秘密が分かり易く描かれているため、ラストの衝撃も薄いしね・・・。
宮原仙一（高橋克実）の告白が思っていたよりも面白かったので
個人的には、宮原親子のトラウマについてもう少し掘り下げて描いていくことで魅せてほしかったなぁ・・などと思う。
それでもまあ、圭介が追い詰められていく様子を三浦春馬さんが好演されていたこともあって
最後まで脱落することなく視聴することができたよ。

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