元・副会長のCinema Days

映画の感想文を中心に、好き勝手なことを語っていきます。

“塩分を控えろ!”というお達し(笑)。

2021-10-16 06:20:55 | その他
 数ヶ月前、職場の健康診断で医者から“塩分は必ず控えること!”という厳命が下された(笑)。まあ、これは私に限らず、誰しもトシを取ってくると塩分の過剰摂取に対してアラームが出されるものだ。塩分を多量に取ると血圧が高くなり、脳卒中などの脳血管障害の引き金になる。また、心臓をはじめ内臓にも悪影響をもたらす。つまりは健康に良いことなんか一つも無い。

 しかしながら、塩気の多い料理は口当たりがよろしい。御飯がどんどん進む。そんな簡単に辞められるかよ・・・・と思ったのだが、先方からは“漫然と構えていると、絶対に長生きは出来ませんよ!”という、半ば“脅し”に近いようなアドバイスをいただいた手前、こちらとしても対応せざるを得なくなったのだ。

 で、嫁御の協力も得て次の日から家での食事は減塩メニューに総入れ替え。外食する際も、塩分が多そうなものはなるべく避けるようにした。正直言って、最初は塩気の少ない料理は物足りなく感じたものだ。もっとも、塩はNGだがスパイスはOKらしいので、塩気の足りない分は(適度な量の)胡椒や唐辛子でカバーするという方法も採用。そうやって一ヶ月過ぎた頃には、何とか減塩メニューにも慣れてきた。

 ところが、そんなある日、さる筋(?)から回ってきたスナック菓子を何気なく口にしたところ、本当にびっくりした。何とまあ、スナック菓子というのは塩分が多いのだろうか。口に入れた途端、あまりの塩気に舌が痺れてきて、次に頭痛を催してしまった。以前はビールを飲みながらポテトチップスを軽く一袋平らげていたのだが、これからは出来そうも無い。

 スナック菓子だけではなく、外食での料理の塩分にも敏感になってきた。それまで昼休みに平然と食していたうどんや蕎麦、炒め物などに多量の塩が投入されていたことが分かる。当然のことながら、醤油がメインの味付けになる料理の塩気にも気を遣う。何でも、醤油はポン酢や出汁割りで代用出来るとのことなので、今後はその方向で料理をチョイスしていきたい。

 そして、医者が言うところの“もっとも健康に悪い料理”というのは、ラーメンらしい。確かに、あれは塩と脂質のかたまりである(だから美味かったのだが ^^;)。豚骨ラーメンに替え玉追加で汁まで飲み干すというのは、いかにも身体に悪そうだ。よって今は、塩分過多の濃厚味付けのラーメンに手を出そうとは思わない。

 そして、考えてみれば塩味の代用になるものは柚や青じそ、みょうが、にんにく、しょうが、山椒、ハーブと、スパイス類以外にもけっこうあるのだ。塩気一辺倒の味付けよりも、テイストの奥行き(?)が大きくなるとも言える。これからもせいぜい気を付けて減塩路線を邁進しつつ、次期の健康診断を待つとしよう(まあ、医者からまた同じことを言われるかもしれないが ^^;)。
コメント
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