斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

意外と見つかった拘りの仕様

2007年08月18日 | クルマ
当方が購入した黒ヘッド4A-GE搭載車に触発されて、シビックタイプR(EK9)を探し始めた(オークション業者に依頼した)方がおりまして、とても細かい条件を指定していました。
お盆前にその条件を満たす個体が見つかり、購入したそうです。(現在は名変待ち)

条件として挙げたのは・・・
チャンピョンシップホワイトの前期型(生産期間が10ヶ月ぐらいしかないはず)
“GF-EK9”ではなく、“E-EK9”なのです。
修復暦なしかつ、ロールバーを取り付けた跡の無い車(タイプRならでは)
記録簿付きで、10万km以内(走行距離数がわからないのはいらない)
出来るだけノーマルかそれに近い状態の車
内装に欠品、損傷のない車
栃木77ナンバーが継続可能(程度優先だけれど、出来れば。。)
等々
もっとあったような気もしますけど、当方が聞いて覚えていた範囲です。

見つかって購入した車は
平成9年式の2オーナー車で栃木77ナンバー車(直近のオーナーは平成11年に再登録)
走行距離数は9万kmちょい(一応実走で8万km時にヘッドとミッションOH済とのこと)

修復暦になる事故はなし(板金の甘い箇所あり)
前後のバンパーは盛大に色ずれしている。(社外エアロからノーマルに戻したからか)
スレの少ない赤レカロをはじめ、意外と綺麗な内装(社外のバケットに交換していた?)
片側からしか音の出ない純正オーディオ付き(アンプなのかスピーカーなのか?)

パっと見では、程度がいいのか悪いのか悩んでしまうような個体です。
でも、オーナー氏が曰くには「エンジンはキッチリ8,000rpmオーバーまで吹けるし、ボディもギシギシ言わないので、程度上な方。」だそうです。

ちょっと驚いたことなんですが、購入価格はタイプRのほうがカリーナGTより、かなり高かったのです。(純正5速、10万km台のJZX100前期ツアラーVが買えそう万円)
まぁ購入にあたりエアロ、ボンネット、足廻り、マフラーをノーマルに戻した費用も入っているそうですが。。(部品は付いてたので工賃のみ別途支払い)
個人的には不人気車好きな性分で得をしたような。。

そして4A-GEよりレスポンスが良く、回し強いエンジンに出会いました。
本日、あらかた作業が終わったので見せてもらいました。(まだ名義は出品業者さんのままですが、許可を頂いて運転させてもらいました。)

気が付けば初代シビックタイプR(EK9)も10年選手で、そろそろ旧車の仲間入りです。
ホンダのタイプR系はひと頃のハチロクのような値段の付き方ですよね。
まぁ知り合いの買い方も、旧車を探すような探し方でしたし。。

補足
カリーナGTを自慢してから、約2ヶ月。
さすが玉数の多い人気車は違いますね。こんな細かい条件を出しているのに意外と見つかるものなんですね。
5万km以内の羽無し、リヤワイパー付が見つからず、実走3.3万km台に惚れて、羽付きを購入した者としては羨ましい限りです。