【記事作成日:2014/5/3、現地訪問日:2014/4/26】
このエントリでは、バイクで旧岩泉線を訪問してみる・その1(横浜→茂市駅まで)の続きとして、岩手県の旧岩泉線の茂市駅から岩手和井内駅までの訪問記を記載します。
旧岩泉線 茂市駅から岩泉駅まで (クリックでgoogle mapの元データへ)
A…茂市駅
B…岩手刈屋駅
C…中里駅
D…岩手和井内駅
E…押角駅
:
かつてこの間に宇津野駅あり(廃駅)
:
F…岩手大川駅
G…浅内駅
H…二升石駅
I…岩泉駅
茂市駅から岩手和井内駅までの地図(抜粋)
1. 岩手刈屋駅に行ってみる
00 茂市駅付近より国道340号の北上開始(岩泉まで45km)
盛岡と宮古を結ぶ幹線道路である国道106号線より、北上山地を縦に貫く国道340号線に入って岩泉方面へ北上を開始します。
01岩手刈屋駅・分岐
国道から横道に入ります。
02岩手刈屋駅・駅舎
駅舎はこんな感じでした。
03岩泉茂市線バス時刻表
鉄道としての岩泉線は無くなりましたが、同じ区間を走る路線バスは存在するので、駅舎はバスの待合室として使われていました。
04岩手刈屋駅・駅舎(ホームから)
味のある風景です。
05岩手刈屋駅・茂市側
花壇があって綺麗な花が咲いていました。
06注意看板
残念ながら、列車はもう来ることはありません。(つД`)
07岩手刈屋駅・岩泉側
線路沿いに大きな桜の木があったのですが、満開でとても綺麗な状態でした。
08岩手刈屋駅近くの別のバス停
風雨をしのげる小さな待合室がイイ感じです。続けて隣の中里駅に向かいます。
2. 中里駅に行ってみる
09刈屋踏切1
岩手刈屋駅から中里駅までは線路沿いの道を進んでいたのですが、その途中に踏切を発見しました。
10刈屋踏切2
踏切では道路両端の線路側にトラロープが張られていて、線路内には立入禁止の状態になっていました。
11途中の橋
橋については両端の入口に柵が設けられて、簡単に立ち入りできないようになっていました。
12お寺の近くの踏切
この踏切もトラロープが張られて、立入禁止の状態になっていました。
13線路を塞ぐ枯れ枝
日々のメンテナンスがされないと、やっぱりこんな感じになっちゃいますかね…
14山里と線路の風景
こういう風景、大好きです。
15中里駅
そして中里駅に到着。
16外された駅の駅名標
看板部分の枠だけが残っていて、淋しい光景となっています。
17中里駅・茂市側
駅のホームに上がってパチリと撮影。
18中里駅・岩泉側
今でも奥から列車がやってきそうな雰囲気がありますが、もう列車が来ることはありません。(つД`)
写真では見づらいですが、この踏切もトラロープが張られています。
19バス輸送の案内
駅舎(待合室)には代替バスの案内の張り紙がされていました。
20お知らせ(JR盛岡支社)
「JR岩泉線内の駅設備の一部については、財産管理の観点から、撤去を行い、弊社にて保管することといたします。
ご理解のほど、お願い申し上げます。JR盛岡支社」
とのこと。
21国道340号・岩手和井内へ
続けて岩手和井内駅に向かいます。
3. 岩手和井内駅に行ってみる
22岩手和井内駅500m先
この辺の道は整備されていて、広めの片側1車線の走りやすい道路になっていました。
23遮断機のない踏切跡
こうした踏切もトラロープが張られていました。
24岩手和井内駅舎
そしてまだ比較的新しい駅舎の岩手和井内駅に到着。
25岩手和井内駅・茂市側
この駅は昔は列車の交換が可能であったとのことで、広めのスペース(ホーム跡)がその名残を残しています。
26岩手和井内駅・岩泉側
ここもホーム上がってパシャリと撮影。
27和井内深山産直会
駅前には産地直売の小さなお店がありました。
ブログ主が訪問したときは、たまたま老人会(老人ホーム?)のバスがここで停車していて、その乗客達がこぞって買い物をしていたので、結構な賑わいになっていました。
28お店の様子
お店では野菜や食料品(菓子類)の他、一部衣料品や小物類なども販売されていました。ブログ主も、地元で作られた2個入り200円のリンゴケーキ(蒸しパン)を購入します。そしてお店を出てバイクに乗ろうとしたところ、近くにいた地元のおっちゃんから
「横浜から来られたんですか~」
と声をかけられました。
(※ ブログ主のバイクは横浜ナンバー)
しばらくそのおっちゃんと談笑していたのですが、この付近はちょうど今頃が桜が満開であること、またこの辺は過疎が進み、昔は1600人ぐらいいたのが今では半分程度にまで減っているということ、そして道路はよくなったけど、やっぱり人間がいないと淋しいものですね…などと話をしていました。
そして和井内駅を出発します。
29幅員減少の標識
この山間部におけるこの標識は“酷道の印”のため、身構えて通行します。
30民家近くの道路(これでも国道340号)
この付近の民家沿いはバイクと軽自動車の離合すら難しいような、幅員の狭い区間となっています。
31押角峠スタート
そして今回の旅の最大の目的である押角駅に向けて、山岳ルートに突入します。
(その3へ続く)
【20014/6/24 追記】
逆向きになりますが、同じの区間前面展望の動画が見つかりましたのでリンクさせて頂きます。
岩泉線キハ52前面展望・岩手和井内→茂市 2007.08
このエントリでは、バイクで旧岩泉線を訪問してみる・その1(横浜→茂市駅まで)の続きとして、岩手県の旧岩泉線の茂市駅から岩手和井内駅までの訪問記を記載します。
旧岩泉線 茂市駅から岩泉駅まで (クリックでgoogle mapの元データへ)
A…茂市駅
B…岩手刈屋駅
C…中里駅
D…岩手和井内駅
E…押角駅
:
かつてこの間に宇津野駅あり(廃駅)
:
F…岩手大川駅
G…浅内駅
H…二升石駅
I…岩泉駅
茂市駅から岩手和井内駅までの地図(抜粋)
1. 岩手刈屋駅に行ってみる
00 茂市駅付近より国道340号の北上開始(岩泉まで45km)
盛岡と宮古を結ぶ幹線道路である国道106号線より、北上山地を縦に貫く国道340号線に入って岩泉方面へ北上を開始します。
01岩手刈屋駅・分岐
国道から横道に入ります。
02岩手刈屋駅・駅舎
駅舎はこんな感じでした。
03岩泉茂市線バス時刻表
鉄道としての岩泉線は無くなりましたが、同じ区間を走る路線バスは存在するので、駅舎はバスの待合室として使われていました。
04岩手刈屋駅・駅舎(ホームから)
味のある風景です。
05岩手刈屋駅・茂市側
花壇があって綺麗な花が咲いていました。
06注意看板
残念ながら、列車はもう来ることはありません。(つД`)
07岩手刈屋駅・岩泉側
線路沿いに大きな桜の木があったのですが、満開でとても綺麗な状態でした。
08岩手刈屋駅近くの別のバス停
風雨をしのげる小さな待合室がイイ感じです。続けて隣の中里駅に向かいます。
2. 中里駅に行ってみる
09刈屋踏切1
岩手刈屋駅から中里駅までは線路沿いの道を進んでいたのですが、その途中に踏切を発見しました。
10刈屋踏切2
踏切では道路両端の線路側にトラロープが張られていて、線路内には立入禁止の状態になっていました。
11途中の橋
橋については両端の入口に柵が設けられて、簡単に立ち入りできないようになっていました。
12お寺の近くの踏切
この踏切もトラロープが張られて、立入禁止の状態になっていました。
13線路を塞ぐ枯れ枝
日々のメンテナンスがされないと、やっぱりこんな感じになっちゃいますかね…
14山里と線路の風景
こういう風景、大好きです。
15中里駅
そして中里駅に到着。
16外された駅の駅名標
看板部分の枠だけが残っていて、淋しい光景となっています。
17中里駅・茂市側
駅のホームに上がってパチリと撮影。
18中里駅・岩泉側
今でも奥から列車がやってきそうな雰囲気がありますが、もう列車が来ることはありません。(つД`)
写真では見づらいですが、この踏切もトラロープが張られています。
19バス輸送の案内
駅舎(待合室)には代替バスの案内の張り紙がされていました。
20お知らせ(JR盛岡支社)
「JR岩泉線内の駅設備の一部については、財産管理の観点から、撤去を行い、弊社にて保管することといたします。
ご理解のほど、お願い申し上げます。JR盛岡支社」
とのこと。
21国道340号・岩手和井内へ
続けて岩手和井内駅に向かいます。
3. 岩手和井内駅に行ってみる
22岩手和井内駅500m先
この辺の道は整備されていて、広めの片側1車線の走りやすい道路になっていました。
23遮断機のない踏切跡
こうした踏切もトラロープが張られていました。
24岩手和井内駅舎
そしてまだ比較的新しい駅舎の岩手和井内駅に到着。
25岩手和井内駅・茂市側
この駅は昔は列車の交換が可能であったとのことで、広めのスペース(ホーム跡)がその名残を残しています。
26岩手和井内駅・岩泉側
ここもホーム上がってパシャリと撮影。
27和井内深山産直会
駅前には産地直売の小さなお店がありました。
ブログ主が訪問したときは、たまたま老人会(老人ホーム?)のバスがここで停車していて、その乗客達がこぞって買い物をしていたので、結構な賑わいになっていました。
28お店の様子
お店では野菜や食料品(菓子類)の他、一部衣料品や小物類なども販売されていました。ブログ主も、地元で作られた2個入り200円のリンゴケーキ(蒸しパン)を購入します。そしてお店を出てバイクに乗ろうとしたところ、近くにいた地元のおっちゃんから
「横浜から来られたんですか~」
と声をかけられました。
(※ ブログ主のバイクは横浜ナンバー)
しばらくそのおっちゃんと談笑していたのですが、この付近はちょうど今頃が桜が満開であること、またこの辺は過疎が進み、昔は1600人ぐらいいたのが今では半分程度にまで減っているということ、そして道路はよくなったけど、やっぱり人間がいないと淋しいものですね…などと話をしていました。
そして和井内駅を出発します。
29幅員減少の標識
この山間部におけるこの標識は“酷道の印”のため、身構えて通行します。
30民家近くの道路(これでも国道340号)
この付近の民家沿いはバイクと軽自動車の離合すら難しいような、幅員の狭い区間となっています。
31押角峠スタート
そして今回の旅の最大の目的である押角駅に向けて、山岳ルートに突入します。
(その3へ続く)
【20014/6/24 追記】
逆向きになりますが、同じの区間前面展望の動画が見つかりましたのでリンクさせて頂きます。
岩泉線キハ52前面展望・岩手和井内→茂市 2007.08
写真が沢山あるから、こっちまで行った気になって楽しいです!
桜満開キレイだね☆
なかなか楽しかったよ~。