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XJ6 Diversionの燃料系統・燃費について

2011年03月07日 | バイク
【最終改版日:2011/6/12】

このエントリではXJ6 Diversionの燃費、タンク等について記載したいと思います。


給油中のXJ6 Diversion



1. タンク容量と燃料の仕様について

その前に説明書等に書かれてあるXJ6 Diversionのタンクや燃料の仕様を記載します。

 ・燃料タンク容量: 17.3リットル (4.57米ガロン)
 ・予備燃料容量 : 3.2リットル (0.85米ガロン)
 ・推奨燃料(※1) : 無鉛レギュラーガソリン

(※1)補足:
 燃料の種類(レギュラーorハイオク)ですが、説明書には
「ヤマハエンジンは、リサーチ法オクタン価91以上の無鉛レギュラーガソリン
使用する設定がされています。ノッキングが発生した場合は、異なる銘柄の
ガソリンを使用するか、無鉛プレミアムガソリンをお使いください。
無鉛ガソリンを使用することで、スパークプラグが長持ちし、
整備にかかる費用を減らすことができます。」
 と記載されています。ぶっちゃけた話、日本においては
 「レギュラーでもハイオクでも構わない」ということになります。
 ちなみに私はハイオクのみ使用しています。


ガソリンタンクは、キャップを開けると金具(フュラーチューブ)が見えます。


XJ6 Diversionのタンク (タンクキャップを開けたところ)

最大給油量は、この金具の下限までとなっています。ちなみに金具の穴は、
給油のノズルがぴったり入る大きさになっています。(TOPの写真参照)
後述の燃費は、給油時にぴったり満タンまで入れてトリップメーターを0に戻し、
次回給油時に給油量とトリップメーターの走行距離を読んで計算しています。

なお給油の方法ですが、毎回センタースタンドを立てて車体を水平にした状態で
フュラーチューブ下限までぴっちりガソリンを入れています。



2. 実際の燃費について

2011/6/11現在、これまでに新車引き渡し後の初回給油を除いて11回給油しましたが、
トータルでの燃費は、22.8km/Lとなっています。
(走行距離:3039.3km、総給油量:133.3リットル)

走行シーン別の燃費を記載すると、

 ・市街地(信号や多少の渋滞あり) = 18~20km/L前後?
 ・流れの良い下道(田舎道)をひたすら走る = 約24~25km/L前後
 ・高速道路を100~120km/hで走る(飛ばし気味) = 約21~22km/L前後
 ・高速道路を90~100km/hで走る(ゆっくり気味) = 約24~25km/L前後

こんな感じになっています。
2chのXJ6スレの情報によると、高速をひたすら90km/h付近で走ると、
なんと27km/Lも出るとのことです。

給油1回での航続距離ですが、燃費の良くない渋滞・市街地走行がなければ、
通常タンクのみで250~300km、予備タンクを含めると350km程度はふつーに
走ることができます。

2011.6.12時点で私の最長航続距離は、淡路SA→神戸JCT→(渋滞)→吹田JCT
→(名神・東名経由)→浜名湖SAで、距離350kmを13.9Lで走っています。
このときの燃費は、25.3km/Lとなります。宝塚トンネル付近の渋滞に
巻き込まれていなければ、もっとよい燃費になっていたと思われます。

このときは浜名湖SAの手前19km(331km)で予備タンクに切り替わったのですが、
タンク容量から逆算すると、あと50km(合計400km)は走れたことになります。

CB1000SFからXJ6 Diversionに乗り換える際に気になったのが燃料タンクの容量
だったのですが(24L→17L)、CB1000SF時代はいつも220~260km近辺で給油して
いたので、それと変わらない(それ以上の)航続距離があるので満足しています。



3. 燃料計・トリップメーターの動きについて


燃料の目盛り4の状態 (A-Trip 206.0km)


ここでは燃料計や距離計関係の詳細を記載します。
XJ6 Diversionはデジタルメーターで、燃料計・トリップメーター2種類(A,B)・
ODOメーター(累積走行距離計)が使用できます。

燃料計は満タン時に6本の目盛りが点いている状態で、走行して燃料が減ると
目盛りも減っていき、最後の1目盛りが無くなると「E■」が点滅し、距離計が
「F-TRIP」(フュエルトリップ)の0.0kmに切り替わります。


燃料の目盛り0の状態 (F-Trip 24.9km)


F-TRIPは予備タンクに切り替わってからの累積走行距離を示します。
XJ6 Diversionには(ON/OFF/Reserveの)燃料コックは無いので、
F-TRIPの状態でうっかり走り続けると、ガス欠で終了します

TRIP A,Bは、RESETボタン長押しでクリアできます(0に戻せます)。
ただしF-TRIPは手動でクリアすることはできず、給油後、約5km(3マイル)
走行後に自動的にリセットされ、表示されなくなります

なお、F-TRIP表示中であってもSELECTボタンを押すことでトリップメーターや
ODOメーターへ表示を切り替えることができます。



給油直後のXJ6 Diversion (F-TRIPメーターリセット前)


6本ある燃料計の目盛りですが、ツーリング走行では目盛り1本につき
 ・1本目=50~60km
 ・2~5本目=45~55km
 ・6本目=40~50km
ぐらいの割合で減っていくような感じがあります。
(残りが少なくなるほど、目盛りが減るのが早くなる感じ)

目盛りと燃料量の目安としては、1~3本目は1目盛りにつき2リットル少々、
4~6本目は同2リットルぐらいに相当するのかなぁ…と考えています。



4. F-TRIPへの切り替わりタイミングについて

前述の通り、XJ6 Diversionのタンク容量は
 ・全タンク容量=17.3リットル
 ・予備燃料容量= 3.2リットル
となっています。

そのため、燃料計の挙動が仕様通りであれば、F-TRIP突入直後に給油すると
14.1リットル入るはずですが、実際には13リットル丁度ぐらいしか入りません。

タンクには上部に給油できない空間があるので、元々14.1リットルは完全に
入らないものかもしれませんが、感覚的には仕様よりも少々燃料に余裕を持った
状態でF-TRIPに突入しているように感じます。

ここで給油タイミングについて持論を少々。
F-TRIP突入直後、3.5リットルの燃料が使えるものとすると、
 ・燃費が20km/Lの場合で 70km
 ・燃費が25km/Lの場合で 87.5km
も走れることになります。

そのため給油するタイミングとしては、
 ・街乗りであれば、F-TRIP突入後に少々走ってからGSを探し始めても問題なし。
 ・高速道路であれば、残り1目盛りもあれば次のSAまで余裕。
  (ただし100km以上も給油所が無い区間を除く)
という感じになると思います。

個人的には燃料の残量を気にしながら運転するのは精神衛生上よくないので、
残り1目盛り~F-TRIP突入直後には給油するようにしています。



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Yamaha XJ 6/XJ 6 Diversion / XJ 6 Diversion F, Vierzylinder
クリエーター情報なし
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