ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

最終日

2007年10月30日 | 韓国の旅

朝5時起床。ぼんやり豆乳を飲みながらバスの時間を待つ。新村に戻るつもりが、降りそびれてしまった。まぁ時間もあるし、最後まで乗っておこう~と1時間のバスの旅。再び炭釜に戻ったところで運転手のおじさんが私を見てびっくり!「なんでまだいるの?」「寝ていて降りそびれました」「次からは、どこどこで降ろしてと頼んでおきなさい」と、優しいおじさんだった。

この日の予定は付岩洞(プアンドン)のファンギ美術館に行くことと、路地裏探検(これが楽しい!)。プアンドンは初めて訪れたエリアで、古い家と高級住宅が混在している不思議なところだった。高台なので眺めもよくて、散歩にぴったり。美術館は休館中で残念だった。プアンドンにマンドゥ(餃子)の有名な店(ソンマンドゥ)があるというので、開店と同時に行ってみたら、従業員が食事中とかで30分ほど待たされた(韓国らしい~)。マンドゥクッは4色のマンドゥと、かわいい雪だるま型のトッ(餅)が入っている、牛だしのしっかり効いた美味しいスープだった。カクテギもとっても美味。


 
マンドゥク9000W。ちょっと高級店ですが、それだけの価値あり!

  

さらに北村の韓屋エリアを散策して、チャマシヌントゥル(お茶を飲む庭)という韓屋風のカフェで一休み。スッ茶(よもぎ茶)が疲れを癒してくれる。お茶うけはローストしたパンプキンシードと米菓子。眺めのいい明るい居心地のよいカフェで1時間ほどまったりと。オンドルで昼寝・・したかった。

 

重い腰をあげて最後の買出しに再び中部市場へ。粉唐辛子、海苔、チャプチェ用のタンミョン、トック、明太子など買っていたらあっという間に両手いっぱい。まだまだ買いたかったけれど後ろ髪をひかれつつ市場を後にした。実はレートが悪いのでそれほど割安感はないのだけれど、市場での買物自体が楽しくて、とまらない。

 
 

今回の旅最後の食事は、明洞の食堂街の路地にあるハルモニグクスでビビンバ。ビビンバを頼むと、スープサイズのカルグクスもついてくる。これでたったの3500W(約420円)。隣のテーブルのラッポキもビビンミョンも、キムチマリも美味しそうだった。韓国料理って、ぜーんぜん飽きないから不思議。心残りは、冬のおやつの定番、ホットクと鯛焼きを食べそこねたこと・・(まだ食べる気!?)。

 

タレント化粧品でエステをしてもらって、明洞のヒューレストサウナの酸素室(35度)で朝まで爆睡。翌日は無事にアシアナの朝便で福岡へ。ソウルは無愛想な人が多いし、地下鉄の階段はしんどいし、町中はゴミがいっぱいだし、車は多いし、渋滞がひどいし・・なにかと疲れるけれど、そんなこと全部目をつぶってしまえるだけの魅力がある町。次はいつ行けるかな・・。

コメント
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