ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

和洋ジェノベーゼ

2009年07月31日 | おうちごはん
 

トマトのファルシーの復習。
盛り付けの詰めが甘いから接写はやめとこ。

教室で食べた大葉のジェノベーゼが美味しかったので家でも作ってみた。藪蚊の襲撃をかわしながら収穫したカゴ一杯の大葉で一瓶出来上がり。バジルよりあっさりとしている。冷奴などにもいけそう。

メインの復習はまた今度ということで本日はパスタ。ゆであがったパスタにタプナード(オリーブペースト)をからめただけ・・とはい、さすが完成度の高いペースト! それだけでヴォーノ~


そして数日後にまたパスタ。我が家のパスタ、ベスト3はジェノベーゼ、ペペロンチーノ、カルボナーラ・・どれも簡単だけど奥は深い。

毎年バジルが大豊作でジェノベーゼ作りに励む。かなり人に押し付けても、圧倒的に消費が追いつかない。まだ冷凍庫には2年前のペーストが残っているから今年は作るのやめようかな。でも作るだろうな。

 

 
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日々是学習

2009年07月30日 | ベジキッチン

 

始めて見たアマランサスの葉。
穀物としての実はおなじみで、ベジキッチンの雑穀シリーズでも人気だったアマランサスベーグル(現在品切れ

パック詰めされて粒粒になったところだけがアマランサスじゃなくて、葉っぱも根っこも花だってあるはず。店頭に並んでいる姿は野菜のほんの一部。そのことを、ベジキッチンで日々学んでいる。

アマランサスの驚異的な栄養価は、既に90年代からアメリカが宇宙食の素材として評価している。そして最近では、葉を食べる品種が注目されているそう。鉄分・カルシウムの含有量がすごい。

今日はまかないでアマランサスの葉の入ったスウプを食べた(先生作)。苦味があるかな・・と思いきや、味にクセはなく柔らかくて食べやすい。おひたしや炒めものにもよさそう。

明太子といえば福岡の特産物の代表選手。でも自分では買わないからめったに食べない、という福岡県人多いのでは?今週は、先生の“明太子の料理開発”というお仕事のおこぼれで美味しい明太子にありつく。

 

最近の明太子は、ハーブ風味やハバネロ、七味etc.. 幅広い。それだけに料理にも幅広く応用できそう。


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夏はまだ

2009年07月28日 | おうちごはん
  

旅を振り返りながら奈良漬をちびちび。

ほんとうに5日経つと、とがった感じがなくなり、辛さと甘味が調和した。10年も漬け込まれて我が家にやってきたんだね、と西瓜のひときれ(今は面影はないけれど)を眺めつつ、日本の漬け物は偉大だと思った。

もうすぐ8月だというのに梅雨があけていない。豪雨の爪痕が各地に残り、新聞を開くと胸がふさがれるような記事が目に入る。楽しいはずの夏なのに・・
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飲茶

2009年07月25日 | そとごはん

 

久しぶりにハイアットのチャイナで飲茶ランチ
真っ白なクロスが気持ちいい。

翡翠色の蒸し餃子に海老が透けて見える海老餃子、パリパリの揚げ春巻き。スープがじゅわっの小籠包にフカヒレ入のスープ餃子。美味しいね~とパクパク食べ始めたはいいけれど・・以前ほど食べられない。

量を食べられなくなるのは歳をとった証拠?
でも、もう少し入るかな、くらいで箸をおくのが最後まで美味しく食べるコツ。

スイーツは別腹だから同じなんだけど・・。熱々のエッグタルト、美味しかった!
お茶の飲みすぎでお腹がたぷんたぷん。

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カラフル

2009年07月24日 | おうちごはん
 

石垣パインをいただいたので、半分はそのまま食べて、半分をナシゴレンに。なんて贅沢なナシゴレン!

ベジキッチンで習ったオクラのスープと、パプリカと茄子のエスカリバータ(風?)。チャビイを使うと、野菜の水分と少しの調味料でほんとうに美味しく味がまとまる。夏野菜のある食卓は彩りもにぎやかで、見て食べて元気!
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ファルシーとかキャラメリゼとか・・

2009年07月23日 | ならいごと

 
お肉の上のハーブ園。ミニトマトが風船みたい!

もともと肉料理はあまり作らないほう。たまにがっつり肉を食べるときは、手のこんでいない韓国料理が多い。そんな我が家の食卓に少しヨーロピアン~♪な風を入れたくて(+ワインを飲みたくて)通い始めたおうちフレンチ。

苦手なミンチの美味しさに驚き。つなぎを入れない肉肉しさがかえって美味。トマトにフォークを入れると、とろっと果汁がお肉の上にしたたり、これがいいソースに。

 

  

ファルシーとは“詰め物”という意味なのだそう。韓国料理が食べたくて韓国語を習い始めたけれど、フレンチを食べるためにフランス語は・・たぶんやらないだろう。

  

あつあつの桃のキャラメリゼをひんやりココナツアイスでからめながら・・一気に食べて至福。おいしい料理とワイン。料理を引き立てるテーブルに楽しい会話。幸せを独りじめしないで、学んだことを日々の食卓に活かさなきゃ。。

 


 

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漬け物

2009年07月22日 | おうちごはん
前回の旅では和小物や布などたくさん買ったのに、今回は気づいてみたらほとんど食べもの(あ。タワシとおろし金と布巾は買った)

漬け物を求めて暑い中を20分歩かされたえしぇ蔵には気の毒だったけれど、加藤順漬物店は行く価値あり。余計なものが入っておらず、フレッシュな野菜の美味しさに感動。浅漬若茄子の紫色の美しいこと。桂白瓜のシャキシャキ瑞々しいこと。

他で小売はしていない。
千枚漬けのシーズンにお取寄せしてみるかな。
 

奈良漬の概念を覆した今西本店。奈良漬は甘くてしょっぱいから好んで食べることはなかった。それは保存料や甘味料で味が調整された一般的なもので、昔ながらの製法で作っているのは今西本店だけなのだとか。熟成期間は瓜なら3年~、胡瓜で8年、西瓜はなんと10年も。だから見た目は真っ黒。切ってからすぐだと味がきつく感じるので、3~5日冷蔵庫で味を落ち着かせてから食べなければいけないらしい。

店主らしき方が、自信満々によどみなく説明してくださり、お勧めの3点を購入。左上から瓜、西瓜、胡瓜・・のはず。もちろん切るだけで我慢できるはずはなく、一切れずつ味見。確かに舌に刺激を感じるけれど、あまったるさは一切なく、十分に美味しい。3~5日の味の変化が楽しみだ。


休み明けがちょうどまかない担当だったので茶粥にした。暑い工房で汗だくになりながら熱々の粥。。これが意外にさっぱり気持ちいい。次は緑の茶粥にしよう。 

 

今日は皆既日食だった。裸眼でちら見。三日月型の太陽が見えた。そのあとしばらく目がチカチカしてた。

 


 
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再び京都

2009年07月20日 | 京都

蛤御門前のホテルガーデンパレスに滞在したので、朝に夕に御苑を歩いた。最終日も朝から御苑を横切り鴨川沿いのパン屋を二件訪問。

 
    ふんわり優し系パンのhohoemi      丁寧な仕事が味にあらわれているボンボランテ
                      イチジクライブレッド、もっと買えばよかった~!

朝食は済んでいたのに御苑のベンチでパンを食べ、さらにホテル近くの播磨屋ステーションで一休み。ドリンクとおかきの試食サービス(無料)あり。播磨屋のおかき、やっぱり美味しい。御苑を眺めてちょっと休憩にいいスポット。
 
 

京都には行きたい場所が多すぎる・・といっても、一日にあまりたくさんの神社仏閣をまわりたくはない。ひとつひとつの場所の印象を薄めたくないから。

楽しみにしていた三十三間堂。パンフレットの写真も見ないようにして、回廊を進み本道へ入った瞬間、圧倒される光景が目に飛び込んできた。1001体の千手観音が並ぶ様に畏怖の念をおぼえる。

 

興奮さめやらぬまま錦市場へ。

昼食は「まるき」の親子丼。最初の年は「ひさご」、去年は「鳥岩楼」と、なんとなく“京都で親子丼を食べる”のが暗黙の了解になっている。そしておととしも、去年も確かえしぇ蔵は「ようし、帰ったら親子丼を極める!」と豪語したような記憶が・・しかし、まだ一度もえしぇ蔵クッキングに親子丼が登場したことはない。

まるきの親子丼は他2店に比べると庶民派。やや濃い目の味付けで、ご飯の下までつゆがしっかり染みている。濃いといってもお出汁の味はしっかり!なので最後まで美味しくいただいた。

 

 
ここでしか買えない(←こういうのに弱い)お漬物屋さんで浅漬けを買い、寺町のマンションの一室にある古本屋(アスタルテ書房)をのぞき、錦市場では有次でおろし金を購入(名入れサービスあり。次は包丁!)。削りたての鰹節、タワシ、胡麻、醤油に味噌・・どんどん荷物が増えていく。こういう買物をしているときが一番幸せ!

 

最後に・・伊勢丹の地下で阿闍梨餅。
新幹線の中で柿の葉寿司を食べながら、しみじみ楽しかった3日間をふりかえる。行くたびに、さらに行きたい場所が増えていく京都。京都に行ける・・と思うと1年が経つ(歳をとる)のも悪くない。12回目は銀婚式の年。それまで健康で仲良くふたり旅を続けられますように。

 

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古都ふたり:後編

2009年07月19日 | 京都

 
奈良と鹿は切り離せない

 

奈良から近鉄に乗り、西大寺駅へ。途中、電車が平城宮の跡を横切るから見逃すまい・・と思っていたにも関わらず窓を背にしてぼんやり座っていた。はっ!と気づいて大慌てで「平城宮!平城宮!」と急いでブラインドを上げ、窓にはりつく二人。周りはみな無反応・・地元民ばかりの電車の中で、めっちゃ観光客をアピール。

平城宮跡は広大な原っぱ・・に見えた。こんな歴史的に重要な場所を長い間放置し、電車まで横切ってしまうなんて、ある意味奈良の懐の深さをみたような。(ちなみに現在、平城宮は復元工事中)

2日目のハイライトは、あこがれの秋篠の森、食の円居「なず菜」でのディナー。
 

予約より1時間も早く到着したのに、快く中で待たせていただけたおかげで、心地よい空間をしばし二人占め。夕焼けからロウソクの灯りがともるまでの静かな時間を石村由紀子さんの著書をめくりながら過ごす。

食事がスタートするころ(7時)にはすべてのテーブルが埋まり先ほどまでの静寂が嘘のよう。

 
 

 
大葉を漬け込んだ珍しいお酒。何年も漬け込まれて真っ白の繊維だけになった大葉の美しいこと。お味は・・キリリと辛口で風味豊か。

料理の一部

 
   長芋そうめんと山葵のすり流し       夏野菜と海老の葛うどんパスタ
 
  完熟トマト柑橘ドレッシング仕立て        大和牛のロースト おろしポン酢添え

食材の美味しさ、一ひねりのある調味に一皿一皿、二人で感心しきり。普段なら一口!で食べてしまいそうな量だけれど、ゆっくりゆっくり味わっているうちにお腹も心地よく満ちてくる。最後は自家製じゃこ煮を添えたご飯とじゅんさいのお味噌汁、加茂茄子の浅漬け(←加茂茄子LOVE!)。デザートの大和ほうじ茶のゼリーで完璧に満ち足りた。

期待以上にすばらしかった奈良。次はもっと長く滞在しようと心に決めて、一路再び京都へ。

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古都ふたり

2009年07月19日 | 京都

 

布屋の朝ごはんは釜炊のご飯もふんわり出し巻き卵も1年前と同じ美味しさ。旅といえば新しい出会いも楽しみだけれど、同じ場所で変わらぬものとの再会もいいものだ。

今回の旅のサブテーマは、岡部伊都子さんの「古都ひとり」から拝借。京都よりさらに”古都”と呼ぶにふさわしい奈良に足をのばした。京都ほど前知識もなくリサーチもあまりせずに訪問したので、かえって新鮮ですっかり奈良の魅力に惹かれた。

みやじ快速で約1時間で奈良へ。最初に訪れた奈良公園にて美鹿ハント。 


ベタなコースだけどはずせない東大寺。
大仏様こんにちは。一度お会いしているはずなのに、はじめまして・・の気分。

 
膝元の蝶の存在が気になる・・1mはあるかな。

3月のお水取り(修二会)で有名な東大寺二月堂。この回廊からの眺めがよかったな~。
 

お昼は二月堂前の絵馬堂茶屋にて茶粥をさらっと。
えしぇ蔵の田舎(対馬)では家庭で茶粥を食べる習慣がある。結婚してから私もこの茶粥が大好きになった。外食が続いた後や、暑さで食欲がないときなどにいただくと、胃がすっきりして気持ちよくなる。対馬では奈良漬もよく食べるというので、もしかすると奈良に先祖のルーツがあるのでは。

 

春日大社はただ通り抜けるだけのつもりが、背後に広がる森の存在に足がとまった。原生林がずうっと奥まで続いている。昼なのに薄暗い・・見上げても空が見えない。何かの本に書いてあった「奈良の魅力は自然と古い建物の調和」が分かりかけてきた。
 



春日大社から高畑へ抜ける数百メートルは「ささやきの小径」と呼ばれる道。静けさに耳をすませば木々の精霊のささやきが聞こえるのだろうか。

志賀直哉旧邸を訪れた後、お隣の高畑茶論(サロン)でお茶タイム。人気のチェリーケーキは表面を砂糖衣で覆われた懐かしさを覚える味。この甘さが疲れた体にはちょうどいい。珈琲も美味。

 

興福寺~なら町と散策し。蚊帳の店で奈良ふきん、お茶屋さんで大和茶と茶粥用の粉茶(ほうじ茶と緑茶の2バージョン)を買い、老舗の奈良漬屋さんにも立ち寄る。

  

格子戸の町で。あちこちで目にしたさがりものが気なった(詳しくはコチラ

つづく

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