ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

祝89

2024年06月17日 | そとごはん



1週間後の父の誕生日のお祝いを前倒しで。 
富山県城端(じょうはな)市にある,フレンチレストラン
「オーミリュ―ドゥラヴィ」まで母の運転でドライブ。 

なぜわざわざ富山まで出かけたかというと・・ 
ずいぶん前に母と訪れたことがあり
ブログをさかのぼってみると,2009年2月24日だったので15年前!) 
先日,母が野外のイベントの手伝いをしていたときに
向かいのブースの名前にぴんときて,尋ねたところ
富山に移転されたことを知ったという次第。 

15年前に行ったお店の名前(しかも,けっこう難しい横文字)を
覚えていた母の記憶力がすごい。その時のショップカードもとってあった。
私ならぜったい捨てているし,店名は今でも覚えられない(汗) 
でも,澤田謙二というシェフの名前は,インパクト大で覚えている。 

ということで,父のお祝いで再訪することに。 
金沢から1時間弱で城端市へ。 

月曜日ということもあって,この日のランチは貸し切り。 
ウェルカムドリンクの美味しさで,15年前の記憶がよみがえった。

1品ずつシェフの解説つき。
お母さまが育てている自家製無農薬野菜の美味しさを
最大限に引き出した,シンプルな料理ばかりなので
皿数は多いけれど,お腹にたまらない。 

野菜が主役のシンプルフレンチ,というスタイルは以前と同じ。
お母さまの御嫁入り道具だった九谷焼のお皿も懐かしい。

野菜に力があるので,ほんの少しの塩で食べるのが一番。



薄揚げをピザの土台にして・・



富山はエディブルフラワーの栽培が盛んなのだそう。
ナスタチウム他,色とりどりのお花の入った生春巻き。



新玉まるごとのスウプ。



ズッキーニの花の中に海老のすり身がたっぷり。



この他にも,とびきり美味しいきゅうりなど,
”初物”をたくさんいただいたので,父の寿命もさらに延びたに違いない!

デザートにもエディブルフラワー
そして,桑の実がたっぷり。



父もすべての料理を完食。
今が米寿で,翌週に89歳になるのに
私が間違えて伝えてしまったので,
プレートには「祝米寿」のメッセージ。

シェフのお心遣いのおかげもあり,
とてもいい時間を過ごすことができた。



お店のすぐ裏にある城端別院善徳寺を少し散策。
山門が立派で歴史を感じた。 

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