ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

醍醐に始まり醍醐に終わる

2019年03月31日 | 京都



京都の四季を巡る旅の始まりは、醍醐寺の花見だった。
12回の終わりを締めくくるのもここに。

京都市内より桜の開花が早く、まさに満開!



広い境内がピンクに染まっている。



天気にも恵まれて、最高の花見日和。









ピンクとひと言でいっても、ニュアンスが微妙に違う。
グラデーションが美しい。



お腹いっぱいに桜を見て、12回の京都の旅に終止符をうつ。
行くたびに思う

『日本に京都があってよかった』と。






そして、また旅は始まる。

これからは行きたい季節に行けばいい。
京都はどの月も素晴らしいことが分かったから。

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京都ネーゼ

2019年03月30日 | 京都



大原から京都へ向かうバスに乗り、一乗寺あたりで下車。
京都御所の桜を見て、荒神口のボンボランテでパンを買う。 

雨宿りをかねて、目に留まったカフェに入ってみる。
SCHOOL BUS COFFEE STOP 



アメリカのヴィンテージテイストの雰囲気がとても素敵。
コーヒーもとても美味しかった。
カウンターに並んでいたシナモンロール、食べておけばよかったな~。



今回宿泊したのは河原町三条のホテルリソル京都。
半年以上前に予約を試みて、ようやく抑えられた宿。
桜と紅葉の京都はとにかくホテルを確保するのに苦労する。



それほど期待はしていなかっただけに、比較的新しく、和の落ち着く内装で、利便性がよくて十分に満足。
まぁ、狭いのは目をつむろう。

畳のフロアに白木の家具。和箪笥風のひきだしや、レトロなランプ。
とても落ち着く空間。

なにより、この宿にしてよかったのは、二日とも夕食の店に歩いて行ける距離だったこと。

二日目の夜は昨年に続き、京都ネーゼへ。
去年は9時過ぎしか予約がとれず、他のお店で食べた後に二軒目として利用したので、今回はしっかり7時に予約。

去年と同じテレビの前のカウンター席。 
ローマの休日を眺めながらの乾杯~。



鰹節?というくらい薄い生ハム。
希望すればマシンでスライスさせてもらえる。
水牛のモッツァレラと。



ネーゼのパスタ、全種類制覇したい!!

しらすとあおさのペペロンチーノ。
さくっと素揚げされたシラスと柔らかいシラスの二種類の食感と、あおさの風味を楽しみながら・・

これはぜったいに家で再現する!



玉ねぎのフォカッチャ。



パスタをもう1品。ブッタネスカ。
トマトソースの酸味とコクが絶妙で、複数のトマトを使っているのかお聞きしたら、裏ごしした生のトマトと缶詰のトマトをブレンドしているとのこと。この絶妙な配合がプロのなせる技なのだろうなぁ。

これを再現して、とえしぇ蔵に期待するのは酷かな。



鴨のコンフィ。
すべて料理は半分ずつにして、個別に美しく盛り付けしてもらえるのも嬉しいサービス。
骨からほろほろにはずれる柔らかい身と、ぱりぱりの皮が最高に美味しい。
野菜はびっくりするほど甘くて味が濃い。 

グラスで数種類いただいた白も赤も好きな味で、最後までも~完璧!



デザートはホテルでクルムのケーキ。
これも買っておいて正解だった。

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大原へ

2019年03月30日 | 京都



♪きょうと~おおはら、さんぜんいん
恋に疲れた女がひとり~♪  

ここまでしか知らないので、このフレーズが延々とリフレイン。 

二日目は今回の旅のテーマ『隠棲の里を歩く』の舞台、大原へ。
(いちおう、毎回テーマがある。決めるのはえしぇ蔵。日本史が苦手な私は、いつもいまいちテーマを理解していない)

駅に着くと、三千院方面と寂光院方面に道が分かれていたので、まずは三千院へ。

ここで見たかったのは、苔生す庭に点在する幼地蔵さんたち。
愛らしい表情やポーズに心が和む。

 





その後、実光院、勝林院とまわっているうちに雨が降り始めた。
大原に雨はよく似合う。ますます隠棲の里の赴きが増してきた。

宝泉院の額縁の庭。
お抹茶をいただきながら、樹齢700年の松を眺める。



宝泉院の隣にある宝楽園は、平成17年に作られた新しい庭。
斬新な庭園デザインがとても面白い! 



小さな空間に無限の広がりを感じる・・



先日、桂離宮を案内してくださったガイドさんが言われていた言葉を思い出した。
「すべての建物は完成した瞬間から劣化が始まるが、庭は完成したその日からさらに成長していく」

庭園デザイナーは、成長していく草木の形や、それぞれの季節に咲く草花の彩りを頭の中で描いて、何十年先の庭の姿をイメージして庭をデザインする。なんて壮大でロマンのある仕事なのだろう。



大原駅に戻り、今度は寂光院のほうへ。





恋にやぶれた男がひとり・・?



寂光院といえば平家物語・・(らしい。ここからはえしぇ蔵の受け売り) 
源平合戦の壇ノ浦の戦いで破れた平家一族の中で、海に身を投げたにもかかわらず、一人だけ生き残った建礼門院徳子が出家して、余生を過ごした場所。



寂光院の境内にぽつんとたっていたお地蔵さんの赤い前掛けが、長く記憶に残った。



駅に戻る途中で、クルムでランチ。
インスタで「大原 ランチ」で検索すると、かなりの投稿があったお店。
大原にはお店自体が少ないので選択肢があまりないとはいえ、この投稿数とコメントは信頼できそう・・。

大きな窓から里山の風景を楽しみながら・・



大原でとれた新鮮な野菜がたっぷりのカレーのプレート。
今まで食べたグリーンカレーで一番!と言っても過言ではないくらい美味しかった。



えしぇ蔵のキーマカレーも絶品。
写真ではあまりにもてんこ盛りみたいだけれど、ひとつひとつの野菜、お惣菜の味がしっかり味わえて、本当に大満足なプレートだった。



お隣のテーブルのパスタやピザも美味しそうだったな~。

このお店に行くために、大原再訪もありかもしれない。



夜のおやつにケーキをテイクアウトして、大原を後にした。 

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季節をひとめぐり

2019年03月29日 | 京都



12年前の4月に始めた京都の四季を巡る旅が、今年で終わる。

桜と紅葉の季節は言うまでもなく・・新緑の糺ノ森も美しかった。
雨の中を上加茂神社まで自転車で行ったことも、真夏に大汗をかいて清水寺につづく坂をのぼったこともいい思い出。
鴨川の河川敷にすわって大文字焼きを眺めた。伏見稲荷の赤い鳥居の並ぶ様に感動した。嵐山も楽しかったし、延暦寺もよかった。とにかくよく歩き、自転車で走り回って、京都の四季を肌で感じた。

美味しいものにもたくさん出会えた。
1回目の旅の最初の食事が親子丼だったことから「毎回、親子丼を食べよう!」ということになり、11件のお店の親子丼の食べ比べもした。今年は最初にかえって、”ひさご” 再訪。12年前も今も店の前の行列は変わりなく、不動の人気を誇っている。

かなりつゆだく、とろとろの卵。ああ、こんなタイプだったね・・懐かしい! 

油揚げとかまぼこ、九条ねぎが入った衣笠丼は、卵とのとじ加減が違って、親子丼より甘さ控えめでとても美味しかった。



市内はまだ桜は五分咲きといったところ。
八坂神社~円山公園を抜け、花見小路のあたりを歩いていると、路地の向こうに鳥居が見えたので寄ってみるとなにやら人だかりが・・ 



ぜんぜん知らなくて来たのだけれど、ここは縁切りの碑で有名な安井金比羅宮。
この岩の表からくぐると縁切りで、裏からくぐると縁結びのご利益があるとか。面白~い♪



3時に桂離宮の予約をしていたので電車で桂へ移動。少し時間があったので、中村軒で休憩。

名物らしいので、麦代餅(むぎてもち)をいただいてみる。
昔から田植えどきの間食として食べられていたお餅で、麦代餅二個につき約五合の麦を代金としてもらっていた、つまり麦と交換したということでこの名前がついたのだそう。おくどさん(かまど)で炊かれた餡がとびきり美味しい。



よもぎ餅にひかれて、おぜんざいも。あぁ幸せ・・ 
湯のみを「かつら」と並べてみたけれど、分かってもらえるかな。 



桂離宮は皇室に関連する施設のため、事前の予約が必要。
そのためなかなか訪問のタイミングを逃してきたのだけれど、今回は運よく予約がとれた。
どうも、昨年秋から有料化され、参観回数も増えたことで予約がとれやすくなったらしい。

これだけ素晴らしい施設をガイドつきで見られるのだから、今まで無料だったほうが不思議。
スーツを着た職員さんがガイドされるのも、宮内庁の管轄・・だから?



説明を受けながらまわる1時間はとても楽しく、勉強になり、あっという間だった。



次の機会に修学院離宮も行ってみよう。





今夜の食事は、三回目となる”アジェ” 
もはや京都にホルモンは欠かせなくなってしまった。



まずはホソ塩。
きたきた、ファイヤー!



ここのキムチも絶品。生マッコリがあるのも嬉しい。



まわりの人がみんな食べているので、2回目から注文するようになった”白ご飯”。
前回は「小」で後悔したから、今回は「大」
ニラの入った飯泥棒がこれまたうまいんだ~。



やっぱりアジェ、たまらん~。
今回は三条にあるホテルにしたので、ご飯を食べて、ぷらぷらと歩いて帰れるのがよかった。
高瀬川沿いの夜桜を眺めながら。

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ショコラの世界

2019年03月25日 | パン・おやつ



お気に入りのセレクトショップの1周年イベント。
洋服屋さんでショコラの実演?と聞いて不思議に思ったけれど、ショコラがまるで宝石のようで、まったく違和感なし。

目の前で作られた生チョコをいただいたのだけれど、ある程度の美味しさは想像していたけれど、それをはるかに超えてしまう美味しさ。ショコラとアールグレイ紅茶のマリアージュに感動。

ビジュアルにぴったりのネーミング。 



どれも食べてみたい! 



チェリーブロッサムにはびっくりした。 
口に含んだ瞬間、これは「桜餅!」と驚き、あとからショコラが追いかけてきて、最後は絶妙なバランスで溶け合い、余韻を残して消えていく・・ ショコラの世界の奥深さを垣間見たような・・

ショコラの魔術師、ショコラティエのNorikoさん。
また機会があれば、その魅惑のチョコレートをいただきたいなぁ~

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初マークイズ

2019年03月24日 | そとごはん



映画『グリーンブック』を観るために、初マークイズ! 
最前列しか席が残っていなくて、ドアップで鑑賞。

評判どおり、素晴らしい映画だった。
実話を元にしたというストーリーは感動的で、俳優たちの演技もすばらしい・・
でも一番の驚きは、えっ?これがヴィゴ様?と目を疑う変身ぶりのヴィゴ・モーテンセン。
ロードオブザリングのアラルゴンの面影は微塵もなく、どうみてもイタリア系のマフィアのおっちゃん。
ヴィゴ様は北欧系の血筋だというのにイタリア人になりきれてしまうのだから、さすが役者魂。
アカデミー賞のときはやせて、銀髪のダンディーなヴィゴ様に戻っていたのでほっとしたけれど。

映画のあと、どんな店が入っているのかとフードコートを偵察していたら、SPONTINIを発見!
ノーマークだったー。こんなところでまた会えた、ミラノのピッツァ。
ようこそ福岡へ! 

ということで急遽、ご飯を食べて換えることに。



あぁ、懐かしい。
もちもち、ふわふわの分厚生地にたっぷりのチーズ。
でも見た目ほどは、ずっしりでなく案外ぺろりと食べれてしまう。 

底の部分のカリカリ感と、生地のふんわり感がややミラノで食べたものより低い気がした。 

次は金沢の「まいもん寿司」に行きたい。
映画館はきれいだし、フードコートが楽しいから、これから映画はマークイズかな~。

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インスタントラッポキ

2019年03月23日 | おうちごはん



釜山で買ってみたインスタントラッポキ。 
短いトッポキ(棒状の餅)とラーメンとタレ、そして乾燥ネギなどの具が少し。

ラッポキとはラーメン&トッポキをあわせたメニュー。
それだけだと炭水化物祭りになってしまうので、卵と野菜をプラス。

最後のチーズもかけて出来上がり~。
野菜を入れすぎて赤いタレが見えなくなってしまったけれど、けっこう辛さがガツンときいていて、これは美味しい~!

次は同じシリーズのほかのメニューも買ってこよう~。



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最近のおやつ

2019年03月22日 | パン・おやつ



さすが、Eiji とうなるビジュアル&美味しさ。 
ピスタチオクリームがおいしすぎる。

こちらはチクシヤ。

可憐な姿に心を奪われた『ポロネーゼ』
メレンゲの中にブリオッシュ、カスタード、フルーツが入っているなんて、美味しいに決まってる。

右は新作の『ノワゼット』



深煎り珈琲のムースと珈琲ジュレ、珈琲風味のヘーゼルナッツクリーム・・これまた好きなものばかり。

いつもはんぶんこです。



三越の地下のフルーツジュースのお店のトライフル。
さすがにフルーツが新鮮でおいすぃ~。




こうして並べると、「最近、甘いものが要らなくなってきた」とか言っている人とは思えないけれど、3週間ぐらいの間に食べたものであり・・甘いものを食べれないわけではないのだけれど、必ずその後に辛いものを食べないと胃が落ち着かないのであり・・(言い訳は続く)

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ホキさんのカフェ

2019年03月21日 | パン・おやつ



先日スワッグのワークショップでお世話になった、『花と珈琲 ホキ』さんのカフェへ。
那珂川は以前1年住んでいたこともあり、今でも産直販売所やジムに行くことがあるので馴染みの場所。
それでも、こんなところにお店があるの~と驚きながら山道を車であがると、見落としてしまいそうな小さな看板がでている民家を発見! ここだ~♪ 

エントランスからホキさんワールド。

喫茶の空間にはドライフラワーのオブジェがたくさん飾られていて、インテリアにしっくりと馴染んでいて本当に素敵。

たまたま私たちだけだったので、ホキさんとゆっくりお話もできて、猫とたわむれて、すごくよい時間をすごさせてもらった。



風が心地よかったなぁ。

珈琲に練り切り。
珈琲に和菓子はよく合う。



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スワッグ

2019年03月17日 | ならいごと



マーガレットハウエルの路面店が昨年、THE LIBRARYとして生まれ変わった。
その一周年を記念するイベントウィークのショーウィンドウは、「花と珈琲のホキ」さんが手がけられたもの。圧巻! 

敷き詰められた苔は、ホキさん自ら山で採ってこられたそう。



見上げるとこんな感じ。素敵!!
少しずつドライになっていく過程を楽しめる。



ホキさんのことはインスタなどで知っていたけれど、実際にその世界観を目の当たりにして、本当に素敵だなぁ・・と感動した。正直なところ、ドライフラワーはあまり好きではなかったのだけれど、ホキさんの花はドライになっても命を感じる。草花の組み合わせが自然で、ものすごくセンスがよくて、見ていて飽きない。 

店内のあちこちにも作品がさりげなく置かれていて、お店の雰囲気にもぴったり。



その記念ウィークのイベントのひとつ『スワッグ作りのワークショップ』にお誘いいただいて・・スワッグとは何ぞや?な私が参加してもいいのか迷いつつ、せっかくの機会なので。てっきりドライフラワーで作ると思っていたら、生花で作ってからドライにしていくのだそう。よかったー。作りながら、ぱりぱり・ぽろぽろ崩れて大変なことになるんじゃないかと不安だったから。

簡単な説明のあと、すぐに実践~!
「螺旋状に茎を束ねていく」というのが難しい。なにせ不器用なもので。手に力が入りすぎて、しびれるー、つりそうー。ときどきホキさんにSOSを出して、手直ししていただくと、おどろくほど雰囲気が出るからすごいなぁ。いっそのこと作っていただいたのを購入したいとさえ思った。



最後に輪ゴム→麻紐→白い皮の紐をまいて、できあがり♪



やはり自分で作ったものは愛着がわく。
 
さっそく玄関に。
これだけで、ぐっと素敵なエントランスになった。



お店ではこんな素敵な作品も購入できます。



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